これは、7月5日の1軍ヤクルト戦での登板以来、実戦での初先発となります
涌井選手は、バンテリンドームナゴヤでの登板を迎え、初回は三者凡退でスタートしました
2回には、先頭打者の4番・前川選手に中前打を許し、続けて6番・百崎選手にも左前打を浴びて1死一、二塁となりましたが、その後の野口選手を三ゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けました
4回には先頭の福島選手に左前打を許したものの、盗塁を許すなどして1死三塁のピンチを迎えました
しかし、前川選手の内野ゴロの間に1点を失ったものの、その後は後続を断ち、最少失点にとどめました
4回を通じて、早いカウントで凡打を打たせるテンポの良い投球を続け、わずか38球で切り抜けるという好投を見せました
最終的に、被安打は4本で四死球はなく、内容の充実した登板となりました
涌井投手の2軍での登板は、再調整の一環として非常に重要な意味があります。特に、ピンチを切り抜ける力や、少ない球数での投球は、彼の今後の成長にとって好材料と言えるでしょう。今後の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球の2軍選手が所属し、主に実戦経験を積むためのリーグです。
- 四死球とは?四死球とは、四球と死球を合わせたもので、投手が与えた走者を表します。
- テンポの良い投球とは?テンポの良い投球とは、投手がスムーズにバッターとの対戦を進めることで、試合のリズムを良くする投球スタイルのことです。

