中日・金丸夢斗、プロ初勝利目前で降板。6失点の苦しいマウンド

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中日の若き左腕、金丸夢斗投手(22)が、7月31日に行われた巨人戦(バンテリン)で先発登板したものの、プロ入りワーストの6回途中6失点で降板し、初勝利はまたもおあずけとなりました

金丸は、今シーズンの9度目の先発で、貴重な勝利を手にするチャンスでしたが、厳しい結果となりました

試合は初回から動きました

金丸は先頭打者の丸選手にツーベースヒットを許し、その後、佐々木選手によるバントで一死三塁のピンチを迎えました

この場面で泉口選手に左翼への犠牲フライを打たれ、早くも先制点を献上する形となりました

その後、試合が1-1の同点になった4回には、二死二、三塁から甲斐選手にスライダーを捉えられ、左翼席へのホームランを浴びて1-4とリードを広げられてしまいます

しかし、金丸はすぐさまチームがチェイビス選手の来日初アーチで3-4と1点差に詰め寄る場面を作ります

しかし、6回には再び苦しい場面が訪れました

一死一、二塁からリチャード選手に左前適時打を打たれ、3-5と点差を広げられ、続く甲斐選手に四球を与えたところで、井上監督が交代を申し出ました

金丸にとって、この試合はプロ入り最短の5回1/3での降板となり、ベンチに戻った際には涙を浮かべる姿が印象的でした

これで9度目の先発となりましたが、待望の初勝利を手にすることはできませんでした

金丸投手の今回の登板は、期待されていたものの結果は厳しいものでした。特に、初回や4回に失点を重ねたことが影響しました。まだ22歳という若さを考えると、次回の登板での巻き返しに期待したいところです。
キーワード解説

  • 先発とは?先発投手は試合の最初から登板し、チームの勝利を目指して投げる選手のことです。
  • 犠牲フライとは?バッターが打った球が外野に飛び、ランナーが次の塁に進むためにアウトになっても得点に繋がるプレーのことです。
  • スライダーとは?ボールが横に曲がりながら進む球種の一つで、打者にとっては打ちにくいボールとされています。

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