これにより、7月の成績は5勝16敗1分けという厳しい状況となり、勝率は2割3分8厘に低下
今季の借金は「6」となり、昨年同月(5勝15敗1分け=勝率2割5分)を下回る結果となってしまった
先発として登板した今井達也投手(27)は、5回0/3を投げて8安打6失点(自責点は5)と本来のパフォーマンスを発揮できなかった
熱中症の影響で前回登板の日本ハム戦以降、4試合連続で勝利を挙げておらず、防御率は5.79と悪化している
今井は、この日も出塁した廣岡選手(二盗を決める)や、麦谷選手(6回に盗塁を許す)に対して、計3度の盗塁を奪われてしまい、守備面での課題が浮き彫りとなった
球団OBの分析によれば、今井のセットポジションにおける「クセ」が相手に見抜かれており、これが盗塁を許した原因とされている
このような状況を受けて、今井選手自身も「いつもと変わらない投球感覚でしたが、次回に向けて今日の投球をしっかり振り返って調整していきます」と反省の弁を述べた
だが、このクセを直せなければ、チーム全体が負のスパイラルから抜け出せない恐れがあり、担当コーチによる早急な対策が求められる
今回の西武ライオンズの状況は、選手個々のパフォーマンスがチーム全体に影響を与える典型的な例と言える。他の選手たちも今井選手のように、課題を克服しなければチームの勝利に結びつかない。コーチ陣の早急なサポートが求められる。特に今井選手の「クセ」が修正できなければ、今後の試合にも影響を与えるだろう。
キーワード解説
- 今井達也とは?:西武ライオンズの投手で、熱中症の影響を受けてから成績が低迷している。
- 防御率とは?:投手が1試合あたりに許す得点の平均を示す指標で、数値が低いほど良いとされる。
- セットポジションとは?:投手が打者に投球を行う準備動作。ここでの動作が盗塁に影響を与えるとされる。

