ロッテ先発・小島、苦しい内容で吉井監督から厳しい指摘

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<西武11-2ロッテ>◇1日◇ベルーナドームロッテの吉井理人監督(60)が、1日の試合での先発投手・小島和哉(29)について厳しい苦言を呈した

この試合でロッテはライオンズに2-11と大敗し、小島は自己最多となる8失点を記録した

小島は初回、先頭バッターの西川に対してフォアボールを与え、その後の二盗・三盗を許し、無死三塁の状況を作ってしまった

直後、内野ゴロにより1点を失い、続けてチューリッヒ選手にソロホームランを献上する形となり、初回からいきなり2失点という苦しい立ち上がりとなった

吉井監督はこの初回のピッチングについて「初回の失点はルーキー以下の内容

先頭にフォアボールを出して、二盗は仕方ないとしても、三盗はピッチャーの油断以外何ものでもない

内野ゴロで1点で済むと思ったが、外国人選手にまっすぐの球を投げてホームランを献上した」と指摘した

続けて、監督は「何かを意識したら起こらない失敗だと思う

開幕投手を任せるレベルのピッチャーかと思うと、非常にがっかりした」と続けた

小島は2回にも1死満塁の場面で、西川と長谷川に連続で適時打を許し、さらにネビンにも左翼越えの適時二塁打を打たれるなど、打者10人に対して6安打を浴び、5失点を記録

3回にも1点を追加され、最終的に今季ワーストの8失点となった

また、小島は長らく続いていた西武戦の13連勝もストップし、「記録はいつか途絶えると思っていたが、今日は本当にひどい内容だったので申し訳ない」と試合後に謝罪した

ロッテの小島投手への厳しい指摘は、彼の成長を期待する監督の気持ちが伝わります。失点の内容や状況からも、改善すべき点が多く、今後の試合にどう生かすのかが重要です。ピッチャーとしての自覚と責任感が求められています。
キーワード解説

  • フォアボールとは?試合中にピッチャーがボール四つ投げて出した失点のことを指し、攻撃側にとっては得点のチャンスを意味します。
  • ホームランとは?野球において、打者が打ったボールがフェンスを越えた瞬間のことで、得点が与えられます。
  • 失点とは?ピッチャーが相手に与えた得点のことを意味し、チームの守備力やピッチング能力を評価する指標となります。

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