ヤクルト・長岡秀樹、約3カ月ぶりの復帰戦で存在感
（セ・リーグ、ヤクルト2－3阪神＝延長十回、14回戦、阪神9勝5敗、1日、神宮）ヤクルトの内野手、長岡秀樹選手（23）が、右後十字靱帯損傷から復帰を果たしましたこの復帰戦は、4月26日の中日戦以来、実に約3カ月ぶりとなります
彼は「8番・遊撃」として先発出場し、試合は延長戦の末に2－3で阪神に敗れたものの、長岡選手は攻守で存在感を示しました
長岡選手の打撃と守備の活躍
長岡選手は、試合中にファンからの歓声が大きかったことについて「すごく歓声をもらってうれしかった」と語り、復帰に向けて準備をしていたことが実を結び、ホッとしたと心情を明かしました試合は0－1の三回、先頭で迎えた第1打席で、外寄りの直球を捉え、左翼線への二塁打を放ちました
さらに七回には1死三塁の場面で二ゴロを打ち、自動的に1点の打点を数えます
そして、1－2の九回には1死一塁の場面で粘りを見せ、2ストライクから5球をファウルにし、四球を選択
続く宮本選手の左前打で二走が同点ホームを踏みましたが、三塁を狙った長岡選手は惜しくもアウトとなりました
守備での活躍
長岡選手は、自身のプレースタイルについて「ドキドキがある自分らしい全力プレーを見てもらえればうれしい」と語りました
遊撃の守備でも光るプレーを見せており、四回にはセンターに抜けそうな打球を追い、体を一回転させて一塁へ送球しました
「もっと練習して結果を出したい」
長岡選手は「僕はスーパーな選手じゃない自分の居場所をつかむために一生懸命やっている
もっと練習して結果を出したい」と意気込みを語り、残り54試合に向けて逆襲を期すヤクルトチームにとって、背番号7が持つ意味は大きいものとなるでしょう
長岡選手の復帰戦はファンにとっても期待の瞬間でした。彼の攻守にわたる活躍は、チームへの大きな刺激になったでしょう。これからも彼の成長を見守りたいです。
キーワード解説
- 靱帯とは？靱帯は骨と骨をつなぐ組織で、関節を安定させる役割があります。損傷すると関節の動きが制限され、リハビリが必要です。
- ファウルとは？ファウルは、バッターがボールにバットを当てたが、そのボールがフェアゾーンに入らなかった場合を指します。
- 打点とは？打点は、バッターが打ったボールで走者がホームに帰ってきたときにつくポイントのことです。
