巨人、ドミニカ出身の新外国人選手を育成契約で獲得

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 プロ野球・読売ジャイアンツは8月1日、育成選手契約として新たに二人の外国人選手を獲得したことを発表した

新たに加入した選手は、クリスチャン・フェリス内野手(22歳)とフランシス・グズマン投手(18歳)で、どちらもドミニカ共和国出身である

 クリスチャン・フェリスは身長200センチ、体重127キロと、球団史上最重量の選手となる左打ちの長距離砲で、背番号は「049」に決まった

フェリスは、「ジャイアンツと契約でき、とても興奮しています

情熱を持って野球に取り組み、期待に応えられるよう全力を尽くします」と意気込みを語った

彼は一塁と外野を守ることができ、過去には米ブルージェイズのマイナーリーグで76試合に出場し、打率1割8分9厘、14本塁打、37打点の成績を残している

素質は未熟だが、特に138メートルの本塁打や打球速度185キロを記録するなど、そのパワーが魅力とされている

 次に、フランシス・グズマンは、身長189センチ、体重90キロの左腕投手であり、まだプロ経験がない異色の選手だ

彼の速球は140キロ台中盤から後半であり、伸びしろが十分と見込まれている

グズマンは、「日本最高の球団に選んでいただき、大変光栄です

ワクワクしています」とコメントしている

 今回の2選手の獲得は、今年6月にドミニカ共和国で開催されたトライアウトで発掘されたもので、球団は数年後を見据えた育成契約を結んだ

育成契約自体は、トレードや新規選手契約の期限が終了した後も続けられるため、今後の成長に期待がかかる

 今回加入した選手たちは、日本での技術指導を受けることでさらに成長し、大化けする可能性を秘めている

2選手は近日中に来日し、ファームに合流する予定であり、一層の期待が寄せられている

クリスチャン・フェリス
2002年9月7日生まれ

身長200センチ、体重127キロ

左投左打

過去にはブルージェイズのルーキーリーグおよび1Aでプレーしていた

フランシス・グズマン
2006年12月30日生まれ

身長189センチ、体重90キロ

左投左打

プロ経験はなし

巨人が新たに獲得したクリスチャン・フェリスとフランシス・グズマンは、将来の成長が非常に楽しみです。特に、フェリスはその体格を活かしたパワーヒッティングが期待されており、グズマンも成長のポテンシャルを秘めています。球団が二人を育成することで、さらなる競争力を高めたい意向が感じられます。
キーワード解説

  • 育成選手契約とは?選手がプロとして成長するために、球団が支援する契約の一形態であり、未経験の選手も対象とされる。
  • トライアウトとは?新たな選手を発掘するために行われる試験で、選手はオーディション形式でアピールを行う。
  • 球団史上最重量とは?球団において、選手の体重が記録上最も重いことを示し、その体格が選手としてのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がある。
  • 長距離砲とは?特にホームランを多く打つ選手を称する言葉で、パワーヒッターとも呼ばれる。

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