幕張総合高校野球部が「BASEBALL 幕総フェスタ 2024」を開催し地域交流を促進

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昨夏の千葉大会で初めて16強入りを果たした幕張総合高校野球部は、2024年12月28日に千葉市内の学校グラウンドで「BASEBALL 幕総フェスタ 2024」を開催しました

このイベントには、地元の小学生を中心に100人以上が参加し、様々な野球関連のアクティビティを通じて技術指導を受ける機会が提供されました

イベントの内容と目的

参加者はストラックアウトや打撃練習を行い、OBのトレーナーによる肘や肩の検診を受けました

ストラックアウトは、野球のスキルを楽しく測定するアクティビティで、的にボールを投げることで得点を競い合います

柳田大輔監督はこのイベントを19年から毎年実施しており、初回は参加者が約50人でしたが、今年は100人を超える盛況となりました

指導者との交流と経験の共有

柳田監督は、「毎年ハードルが上がっている感じで、こちらも責任感が増してきています」と語り、選手たちが指導側に回ることで得られる「アウトプット」の重要性を強調しました

「人に伝えることがいかに難しいか理解できると思います」と続け、選手たちは教えることで自身の理解を深めています

高校生選手の成長とその影響

二塁手の比留間誉主将(2年)は、「小学生たちが“マクソー”に少しでも憧れを持てるように、普段のトレーナーから学んだ知識を伝えることが自分たちの成長につながると思います」と意義を語りました

地域に根ざした野球の楽しさ
手塚宇宙部長は、大学時代に「野球人口減少」をテーマに卒論を書いた経験をもとに、「子どもたちに中学、高校と野球を続けてもらいたい」と熱意を語りました

公立校として注目される幕張総合高校は、21年'育成ドラフト'で村山捕手、昨年は早坂投手がロッテに指名され、学校への憧れが子どもたちに影響を与えています

このように、幕張総合の取り組みは地域の若者に希望を与え、彼らが野球の素朴な楽しさを知る場となっています

手塚部長が述べたように、「まずは純粋にスポーツを楽しむことが重要」であり、地元選手との触れ合いが新たな野球ファンの育成につながることが期待されています

幕張総合高校の「BASEBALL 幕総フェスタ 2024」は、地域の小学生との交流を深める素晴らしいイベントでした。子どもたちが野球の楽しさを知り、高校野球に触れることができる貴重な機会を提供していることが素晴らしいと思いました。また、参加した高校生たちが教えることで自分たちの理解を深めている姿も印象的でした。
キーワード解説

  • ストラックアウトとは?: ストラックアウトは、野球のスキルを測定するためのゲームです。プレイヤーは、的に向かってボールを投げ、得点を競い合います。
  • 育成ドラフトとは?: 育成ドラフトは、日本のプロ野球における選手獲得システムの一つで、主に未契約の若手選手や、指名されなかった選手を対象にしています。

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