試合は、9回で同点に追いつかれるも、10回には主砲・佐藤輝明選手が右越えの適時打を放ち、勝ち越しに成功
この一打が阪神の勝利を導く鍵となった
守護神・岩崎優投手が9回にヤクルト打線に捕まるも、10回裏に登板した左腕リリーバー・及川雅貴投手がわずか10球で三者凡退を達成し、プロ6年目にして初のセーブを手にした
この好投が試合の流れを引き寄せる要因となった
特に注目を集めるのは、阪神の捕手・坂本誠志郎選手の存在だ
後半戦は4試合連続で先発マスクを被り、その中でも特に目を引く活躍を見せている
高木豊氏は、坂本の成長を「覚醒した選手」と評価し、インサイドワークや打撃でも過去の活躍以上の結果を残していると語った
一方、後半戦初戦で先発マスクを託された栄枝裕貴選手は、打撃と守備の両方で精彩を欠き、早めに交代となった
このこともあり、坂本の捕手としてのプレーにはますます注目が集まっている
高木氏は、坂本選手が現在打てる捕手としても輝きを放ち、ピンチの際にチームをまとめる役割を果たしていることに触れ、「強いチームにはしっかりした正捕手が必要」と指摘
坂本選手がこれからもその役割を担い続けるかどうかが、今後の阪神の戦いに大きな影響を及ぼすことは間違いない
阪神タイガースの坂本誠志郎選手は、今季特に目覚ましい成長を見せています。捕手としての役割を果たすだけでなく、打撃面でもチームに貢献しており、選手としての成長が期待されています。これにより、捕手としてのポジション争いも活発化し、今後の阪神の戦略にどのように影響を及ぼすかが注目されます。
キーワード解説
- インサイドワークとは?野球で、バッターとの距離を保ちながら捕手が投手をサポートするプレーのことを指します。これには、投球コースの選定や守備隊形の指示を含む技術が求められます。
- 守護神とは?試合の終盤で登板し、リードを守るために特に重要な役割を果たすリリーバー投手のことを言います。チームの勝利のためには欠かせない選手です。

