阪神、延長戦を制し坂本誠志郎の成長に注目が集まる

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阪神タイガースは8月1日、東京ドームでのヤクルト戦において、延長戦の末に3対2で勝利を収め、優勝に向けたマジックが再点灯した

試合は、9回で同点に追いつかれるも、10回には主砲・佐藤輝明選手が右越えの適時打を放ち、勝ち越しに成功

この一打が阪神の勝利を導く鍵となった

守護神・岩崎優投手が9回にヤクルト打線に捕まるも、10回裏に登板した左腕リリーバー・及川雅貴投手がわずか10球で三者凡退を達成し、プロ6年目にして初のセーブを手にした

この好投が試合の流れを引き寄せる要因となった

特に注目を集めるのは、阪神の捕手・坂本誠志郎選手の存在だ

後半戦は4試合連続で先発マスクを被り、その中でも特に目を引く活躍を見せている

高木豊氏は、坂本の成長を「覚醒した選手」と評価し、インサイドワークや打撃でも過去の活躍以上の結果を残していると語った

一方、後半戦初戦で先発マスクを託された栄枝裕貴選手は、打撃と守備の両方で精彩を欠き、早めに交代となった

このこともあり、坂本の捕手としてのプレーにはますます注目が集まっている

高木氏は、坂本選手が現在打てる捕手としても輝きを放ち、ピンチの際にチームをまとめる役割を果たしていることに触れ、「強いチームにはしっかりした正捕手が必要」と指摘

坂本選手がこれからもその役割を担い続けるかどうかが、今後の阪神の戦いに大きな影響を及ぼすことは間違いない

阪神タイガースの坂本誠志郎選手は、今季特に目覚ましい成長を見せています。捕手としての役割を果たすだけでなく、打撃面でもチームに貢献しており、選手としての成長が期待されています。これにより、捕手としてのポジション争いも活発化し、今後の阪神の戦略にどのように影響を及ぼすかが注目されます。
キーワード解説

  • インサイドワークとは?野球で、バッターとの距離を保ちながら捕手が投手をサポートするプレーのことを指します。これには、投球コースの選定や守備隊形の指示を含む技術が求められます。
  • 守護神とは?試合の終盤で登板し、リードを守るために特に重要な役割を果たすリリーバー投手のことを言います。チームの勝利のためには欠かせない選手です。

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