田中将大、巨人の先発ローテーション再編へ。1軍合流が決定

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巨人の田中将大投手(36)が、8月3日のDeNA戦から1軍に合流することが決まった

これは、5日のヤクルト戦から始まる9連戦中に先発する見込みで、チームが抱える先発投手不足を解消する重要な役割を担うことになる

田中投手は、日米通算200勝まで残り2勝に迫っており、約3ヶ月の2軍での調整期間を経ての復帰となる

彼は2019年に楽天を退団してから再出発を果たし、開幕時には先発ローテーションに入るものの、移籍後初先発の4月3日の中日戦では5回1失点という好投を見せた

しかし、その後は厳しい結果が続き、4月17日のDeNA戦では2回7安打6失点、5月1日の広島戦では3回8安打3失点と打ち込まれ、翌日に2軍に降格された

一方で、1軍の他の先発投手が怪我や不調に悩む中、チームは先発不足の危機に直面していた

特に、前カードの中日戦で先発した井上投手と火曜に登板した西舘投手が登録抹消されたことで、5日のヤクルトとの3連戦では先発投手が2人足りない状況に

そこで、背番号11の田中投手に白羽の矢が立った

田中投手の先発登板は、この3連戦中に行われる見込みだが、首脳陣は他の投手との兼ね合いも考慮し、慎重に先発ローテーションの再編を検討している

田中投手は、現時点でのファームでの成績が9登板4勝2敗、防御率4.12という状況で、前回の登板では5回1失点の好投を見せており、シーズン終盤の大型連戦に向けて期待が高まっている

田中将大の直近5登板成績

日時対戦相手投球回数被安打失点奪三振結果
6月18日イースタン・ロッテ6回006勝利
6月25日イースタン・DeNA4回2/31460敗北
7月2日イースタン・ヤクルト5回843勝利
7月9日イースタン・西武6回535勝利
7月30日イースタン・ヤクルト5回514勝利
田中投手は、2軍に降格後はフォームの調整や制球力の向上、特徴的なスプリットの改善に焦点を当てて練習に励んできた

2軍での実績以外にも、若手選手へのアドバイスを行い、チームの頼れる存在としての役割も果たしており、8月からの復帰が期待されている

田中将大投手の1軍合流は、巨人にとって非常に意義深いニュースです。先発投手不足が続く中での復帰ということで、多くのファンが彼の活躍を期待していることでしょう。熟練した経験を活かして、チームの勝利に貢献できることを願っています。
キーワード解説

  • 先発投手とは?先発投手は、試合が始まる際にマウンドに上がる投手で、チームが勝利するための重要な役割を担っています。
  • ローテーションとは?ローテーションは、先発投手を決める順番のことで、通常、各投手が約5日ごとに投げるように組まれています。
  • 防御率とは?防御率は、投手が投げたイニングに対して、与えた失点の割合を表す指標です。低い数値が良いとされ、投手の成績を評価する際に重要です。

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