カブスの鈴木誠也、逆境の中で3四球をマークも安打出ず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米大リーグのカブスがオリオールズに3対4で敗れ、連勝が2で止まりました

カブスの鈴木誠也外野手(30)は、「3番・指名打者」としてスタメン出場しましたが、3四球を選びながらも5打席で無安打に終わりました

これにより、鈴木は3試合連続の安打なしとなり、打率は2割4分6厘に低下しました

鈴木誠也と菅野智之の対戦背景

オリオールズの先発投手は菅野智之(35)で、鈴木とはメジャーリーグで初めて対戦しました

過去の広島時代には75打数20安打を記録し、打率2割6分7厘とまずまずの成績を残していました

特に、2021年には14打数7安打の打率5割、5本塁打という結果を残しています

試合の流れ

試合の初回、鈴木は1打席目で90.9マイル(約146.3キロ)のカットボールを中飛にしました

飛距離は377フィート(約103メートル)に達しましたが、本塁打には至りませんでした

続く3回の2打席目では四球を選び、5回の3打席では外角低めの92.0マイル(約148.1キロ)を打ち返しましたが、力不足で二ゴロに倒れました

連続の四球と安打なしのジレンマ

7回の4打席目と9回の5打席目でも四球を選び出塁しましたが、得点には結びつきませんでした

鈴木は過去3試合で13打席連続で安打がなく、また最近14試合では49打数6安打の打率1割2分2厘と低迷を続けています

追悼試合の背景
この試合は、7月28日に亡くなったライン・サンドバーグ氏の追悼試合として行われ、カブスの全選手が彼の背番号「23」を着用して臨みました

サンドバーグ氏は現役時代に9度のゴールド・グラブ賞を受賞し、通算282本塁打を記録した名選手です

菅野は5回を投げ95球で5安打3失点、5奪三振の成績を残しましたが、チームの逆転により勝敗はつかず、防御率は4.42となりました

鈴木誠也選手の最近のパフォーマンスには注目が集まります。3試合連続で安打がなく、特にメジャーリーグでの逆境が影響している可能性があります。過去の成功との対比からも、今後の持ち味をどう活かすかが重要です。また、試合が追悼試合であったことも、選手にとって特別な意味を持つでしょう。
キーワード解説

  • カットボールとは?: カットボールは、ピッチャーが意図的に横に曲げて投げる球種で、多くの場合、バッターに対して混乱をもたらすために使用されます。
  • 四球とは?: 四球は、バッターが4つのボールに対してスイングしなかった場合に与えられる出塁の機会で、バッターにとっては自ら出塁するチャンスとなります。
  • 防御率とは?: 防御率は、ピッチャーがどれくらいの確率で点を取られるかを示す指標で、一般的には1試合あたりに許した得点数を示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。