小笠原慎之介、リリーフとして初登板 補給タイミングに注目

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3試合目でリリーフ初登板

【MLB】ナショナルズがブルワーズとの対戦を行った日本時間8月3日、ナショナルズの小笠原慎之介投手がメジャーリーグでの3試合目にして初めてリリーフとして登板しました

試合はワシントンDCの本拠地で行われ、スコアはナショナルズが3点を追う状況からのスタートでした

小笠原投手は5回からの登場

初先発の後、リリーフとしての投球が期待されます

先頭打者のイエリッチに対しては四球を与えてしまいましたが、次の打者コリンズを中飛に打ち取るなど、持ち味のコントロールを見せました

さらに、続くパーキンスはそのまま併殺打に仕留め、3回0/3を投げ終えました

6回には先頭のチュラングにヒットを打たれましたが、サイグラーを左飛で打ち取るなど持ち直しをはかります

しかし、その後のオルティスとの対戦ではピンチを招く場面も

味方の失策が重なり、1死一、二塁の局面でも落ち着いた投球が光りました

7回に入ると小笠原選手はさらに進化を見せます

先頭のボーンにヒットを打たれるも、イエリッチを見逃し三振に仕留めると、コリンズを併殺に打ち取って無失点で切り抜けました

しかし8回には再びピンチを迎え、先頭のパーキンスに二塁打を打たれると、チュラングに適時二塁打を放たれ、ついに交代が告げられました

小笠原の登板成績は3回投げて60球、5安打、1四球、2奪三振、自責点2といった結果でした

ナショナルズと契約する前、小笠原は中日からのポスティングシステムを利用して移籍し、350万ドル(約5億1600万円)で契約を結びましたが、オープン戦での成績が振るわず一時的にマイナーリーグに降格

7月にメジャー昇格後も苦戦が続いていました

小笠原投手がリリーフとして初めての登板を果たし、試合中の緊張感やピンチを切り抜ける姿は注目に値します。リリーフピッチャーは試合の流れを変える重要な役割を担うため、これからの活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフは、試合中に先発投手に代わってマウンドに上がる投手のことを指します。先発投手が降板した後の投球を担当し、試合を締めくくる役割があります。
  • ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグへの移籍を希望する際に利用される制度です。選手の権利を守るために、移籍先球団が所属球団に対して一定の金額を支払う仕組みです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手の成績を表す指標の一つで、投球したイニングに対して自責点がどれだけ発生したかを示します。数値が低いほど優れた成績です。

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