小笠原は先日、7月1日（同2日）にリリーフとしてメジャー復帰を果たし、5回からマウンドに上がった
初打者であるイエリチにカウント3－1から四球を与えるも、続くパーキンスを直球で投ゴロ併殺に仕留め、自らを救った
6回にはチュラングに右前打を許したが、1死後にオルティスの三ゴロがフィールディングエラーを招き、一・三塁のピンチを迎えた
しかし、ロックリッジをフルカウントから91.7マイル（約148キロ）の直球で三振に仕留め、続くコントレラスを中飛に打ち取ることに成功した
その後も7回で先頭ボーンに中前打を浴びるも、イエリチをスライダーで三振に、コリンズを高めの直球で遊ゴロ併殺打に仕留め再びピンチを脱出する
だが、8回には連続二塁打を浴び、その後無死一、三塁の状況で降板
3番手のリバルタが犠飛を許し、小笠原の自責点は2となった
最終的に小笠原は3回0／3を投げて60球、5安打1四球2失点、そして2奪三振という結果だった
今シーズン、小笠原はこれまでに3試合に登板し、0勝1敗、防御率8.38という成績を残している
昨オフ、中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル（約5億800万円）で契約したが、メジャーデビュー戦では3回途中で4失点を喫し、その後マイナーに降格
3Aでは2試合で計10回を投げて2失点と好投しており、期待が高まる
小笠原選手のメジャー復帰試合は、期待が高まる中での挑戦でした。失点はあったものの、特に併殺をとるシーンでは彼の技術が光りました。厳しい状況ながらもリリーフとして持ち味を発揮することができ、今後の成長が楽しみです。今シーズンの成績には波がありそうですが、マイナーでの経験を活かして、さらなる進化を期待したいところです。
キーワード解説
- リリーフとは？リリーフは、試合中に先発投手が降板した後に登板して、試合を続ける投手のことを指します。主に興奮した場面で起用され、試合の流れを変える役割を担います。
- 三ゴロ併殺とは？三ゴロ併殺は、三塁手が捕球した打球を一塁へ投げることで得られる併殺のことを指します。守備選手の連携で得点を防ぐ重要なプレーです。
- 自責点とは？自責点は、投手が自分の投球によって直接的に失点を招いた場合の失点数を指し、投手の成績を評価する際の重要な指標です。
