これは2020年9月27日に千葉ロッテマリーンズのマーティン選手が記録して以来、リーグ通算7人目、計8度目の快挙です
なお、プロ野球の四球に関する最多記録はセ・リーグの中日ドラゴンズに所属していた落合博満氏が1991年10月に達成した6四球となっています
近藤選手はイントロダクションの一回、一死二塁での打席から六回の二死二塁の際に申告敬遠（野球のルールにおいて相手バッターをわざと歩かせる行為）を受けるまで、一切バットを振らずに4つの四球を選びました
「さすがに最後の打席ではしっかり振ろう」と意気込んだ八回では、2回バットを振ってファウルを打ちましたが、結局4球目にまたしても四球を選ぶこととなりました
近藤選手は「ボール球に反応しなかったという結果で、自身の状態が良いと実感できた」と、その高い視野と状況判断を称賛しました
今後の試合においても、近藤選手の成熟した打撃スタイルが見る者を魅了し、さらに多くの記録を塗り替えるのか注目です
近藤選手の1試合5四球という記録は、単に数値だけでなく彼の状況判断や試合の戦略的理解を示しています。選手としての成長を感じるとともに、今後の彼のプレーに期待が高まります。
キーワード解説
- 四球とは？：四球は、ピッチャーが投げたボールがストライクゾーンを外れた場合に、バッターがバットを振らずとも走って一塁に出ることを可能にするルールです。このルールによって、バッターは安全に出塁できるチャンスが増えます。
- 申告敬遠とは？：申告敬遠は、守備側が相手バッターをわざと歩かせるために、審判にその意図を告げる制度です。これにより、バッターは出塁することができますが、守備側は次のバッターに備えることができます。
