6安打3奪三振と奮闘したが、救援陣が追いつかれてしまい、約1か月ぶりの7勝目はお預けとなった
赤星投手は、直近3試合で4回までに降板していたが、この日は特に集中力を持って臨んだ
「何とか守備にも助けられて（捕手の）岸田さんも守ってくれた
疲れも全員あると思いますし、ピッチャーが苦しい状況の中で何とか7回まで投げられたのはよかったかなと思います」と、試合後に疲れた表情を見せつつも安堵のコメントを残した
この日の登板では、体の開きを抑えることと、左足の踏み込みを強化するためにフォームを修正したという
「前回、その前も踏み込む足がちょっと開き気味だったので、そこを修正しました
コーチやデータ班の方にアドバイスを受けて、改善できた結果だと思います」と赤星投手は振り返った
今後、5日からは勝負の9連戦が待っている
先発陣は井上温大、西舘勇陽、グリフィンが相次いで登録抹消となる緊急事態であり、赤星投手は「やっぱり長いシーズン、助け合いだと思いますので、何とか踏ん張っていけるように頑張りたい」と力強い決意を語った
杉内俊哉投手チーフコーチも「粘ってましたね
勝ちがついてほしかったです
次もまた頑張ってもらいましょう」と評価していた
赤星投手の奮闘は素晴らしかったが、救援陣が失点したことで勝ち星を逃した。この試合を通じて、どれだけピッチャーが過酷な状況に置かれているかが浮き彫りになった。次の9連戦に向けて、チーム全体で乗り越える必要がある。
キーワード解説
- 奪三振とは？投手がバッターを三振させることを言います。これは投手の能力を示す重要な指標です。
- 救援陣とは？試合中に先発投手が降板した後に登板する投手たちを指します。彼らは試合の流れを守る役割を担います。
- フォーム修正とは？投手が投球動作を改善するための調整を行うことです。これにより、投手としてのパフォーマンスを向上させることができます。
- 踏み込みとは？投手が投球する際に前足をどう踏み出すかを指します。この動作は投球の安定性と力を左右します。
