巨人のキャベッジ、日米投手の違いについて語る

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巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)が、元西武のデビッド・マキノン氏(30)がホストを務めるポッドキャスト「Pacific Swings」に出演し、日米の投手に関する悩みを語りました

キャベッジの現在の成績は、打率2割4分9厘、11本塁打、35打点、3盗塁、OPS(出塁率+長打率)は.736です

6月は打率が低迷したものの、8月に入ると好調を維持し、3試合で打率4割を記録しています

日米投手の特徴

キャベッジは、アメリカと日本の投手の違いについて具体的に説明しました

彼によると、日本の投手はスランプのときほど細心の注意を払い、ストライクゾーンに来る球は少ないと指摘

この特徴が打者にとって大きな悩みとなるそうです

変化球の多様性

キャベッジは、「日本の投手は、さまざまな球種を駆使してタイミングを外してくる」と述べ、特にシンカーやスライダーのような多様な変化球が存在することがアメリカとの大きな違いだとしました

彼は、これらの球種が打者としてのリズムを崩してしまう要因になっていると感じているようです

球速の変化

さらにキャベッジは、特定の投手が95マイル(約153キロ)のシンカーや88マイル(約142キロ)のスライダーを投げる一方で、92マイル(約148キロ)の直球や77~78マイル(約124キロ~126キロ)のスライダーもあると説明し、その球速のバリエーションが打者としてのバランスを崩す要因であることを告白しました

日本投手の技術力
キャベッジは最後に、日本の投手は非常にクレバーで、誰もが5つ以上の球種を持ち、特に1イニングだけ投げる投手が持つストライクを取れる球種の多様性に感銘を受けていることを強調しました

キャベッジの発言から、日本の投手の巧妙さが浮き彫りになりました。球速や変化球の多様性が打者に与える影響は大きく、今後の試合でもこのような技術を駆使する投手との対戦が期待されます。彼の言葉からは、相手投手を研究する姿勢が窺えました。
キーワード解説

  • キャベッジとは?:トレイ・キャベッジは読売ジャイアンツに所属する外野手で、アメリカ出身の野球選手です。
  • OPSとは?:出塁率と長打率を足した数値で、打者の攻撃力を示す指標です。数値が高いほど攻撃力があるとされます。
  • シンカーとは?:ボールが持つ逆回転により、落ちるように変化する投球で、打者にとっては打ちづらい球種の一つです。
  • スライダーとは?:ボールが横にスライドするように変化する投球で、タイミングを外すために多く利用されます。

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