巨人・田中瑛斗投手が9連戦のキープレイヤーに、安定した成績を武器に逆襲を狙う

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 いざ、勝負の大連戦が始まる

東京ドームでのヤクルト戦を皮切りに、セ・リーグ2位の読売ジャイアンツ(以下、巨人)は9連戦を展開する

4日現在、首位・阪神との差は12ゲーム

逆転に向けては、この戦いでの勝利が不可欠だ

そんな中、19試合にわたってリリーフとして登板してきた26歳の右腕、田中瑛斗投手の存在が光っている

 田中瑛斗選手は、昨オフに現役ドラフトで北海道日本ハムファイターズから巨人に移籍した

これまでに41試合に救援登板し、すでにキャリアハイの26ホールドを記録

ホールドとは、試合を有利に進めるためにリリーフピッチャーが相手打線を抑えることで得られる成績であり、田中の安定したパフォーマンスを強く印象づけるものだ

 田中選手は、セ・リーグ屈指の強打者たちに対抗するために、特に内角に鋭く切り込む「シュート」を武器としている

シュートとは、一見してストレートのように見えるが、実際にはボールに回転をかけることで起こる変化球であり、打者にとっては非常に打ちづらい球種でもある

彼はそのシュートについて「実は数値上ではツーシームに近いのですが、シュートの方がクラシックでかっこいいと思っているからそう名乗っています」と語った

 田中選手は私服や愛車にビンテージスタイルを好むなど「古き良きを好むこだわり」を持ち、ユニフォームの着こなしもオールドスタイルに

これからの9連戦でもフル回転での活躍が求められている

「この8年間、チームに貢献できていなかったので疲れは感じていません

3連投でもやる!」と、自虐交じりに意気込みを話す田中選手

自身の覚醒を感じる彼は、真夏の大連戦にも全力で挑む覚悟だ

今回の巨人の田中瑛斗投手の活躍は、チームの逆転を狙うために非常に重要なものです。彼の安定したピッチングと独自のこだわりは、ファンの間でも人気を集めていることでしょう。古き良きを重んじる姿勢が、現代の野球界ではどれほど通用するのか、今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • 救援登板とは?:試合の中盤から後半にかけて、先発投手に代わって投板する投手のことを指します。
  • ホールドとは?:リリーフピッチャーが試合をリードした状態で登板し、試合を持ちこたえた場合に与えられる成績です。
  • シュートとは?:ストレートに似ているが、特殊な回転をかけることで変化する変化球の一種です。

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