日本時間2023年12月31日、代理人であるジョエル・ウルフ氏がオンライン取材に応じ、進捗状況を明かした
ポスティングシステムとは
ポスティングシステムは、海外のプロリーグでプレーしている選手がメジャーリーグに移籍するための制度で、選手が移籍を希望する場合、所属チームはMLBに対して選手の移籍を申請し、他球団が獲得を目指して交渉が行われる仕組みである交渉の状況
ロッテは2023年12月10日にポスティングシステムの申請がMLBに受理されたと発表し、交渉は45日間続くことになる佐々木選手は年末に渡米し、すでに複数のメジャー球団との面談を行ったとされている
ウルフ氏によると、接触のあった球団は「20球団」に上り、各球団はパワーポイントを使用したプレゼンテーションを行ったという
ウルフ氏はこれを「ロウキの“映画祭”」と表現し、その盛況ぶりを伝えた
国際ボーナスプールについて
ポスティングが受理された後の交渉においては、各球団が選手を獲得するために使用できる資金が制限されるこれを国際ボーナスプールと言い、選手の契約額はこのボーナスプールの利用に依存する
特に、25歳未満の選手が海外FA(フリーエージェント)契約を選択する場合、その後の交渉も重要になる
今後の見通し
契約交渉は2024年1月15日以降に開始され、最終的な締切は1月23日の午後5時(日本時間24日午前7時)となる発表を受けてファンや関係者は、佐々木選手のメジャーリーグでの活躍を期待している
佐々木朗希選手のメジャー移籍への挑戦は、日本のみならずプロ野球全体にとっても注目のテーマだ。ポスティングシステムを利用した交渉は、選手や球団にとって多くの期待が寄せられる役割を果たしている。特に4月から始まるシーズン前のこのタイミングでの移籍交渉は、佐々木選手の今後のキャリアを大きく左右する可能性がある。
キーワード解説
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