セ・リーグが指名打者(DH)制の採用を決め、再来年の2027年シーズンから実施されることが発表された
これにより、パ・リーグが1975年から採用していた制度が、ついにセ・リーグにも導入されることとなる
指名打者(DH)とは?
指名打者は、英語で「Designated Hitter」、略して「DH」と呼ばれるこれは守備に就かずに、投手の代わりに打席に立つ専門の打者を指す
1973年にアメリカのメジャーリーグで導入され、特に打撃戦を引き起こし観客を増やす狙いがあったが、日本においてはパ・リーグが1975年に導入し、以来半世紀が経過した
高校野球での導入が大きな影響
セ・リーグがDH制導入に慎重だった理由には「投手の打撃に魅力がある」「代打を出す戦術が面白い」などがあったしかし、2025年夏から高校野球でもDH制が導入されることが決まったことで、潮流が変わった
これにより、大学野球も同様の動きとなっており、いよいよ日本全体がDH制の流れに沿っていくことが予想される
ドラゴンズ打線の変化に期待
特に注目されるのは中日ドラゴンズである来年には本拠地のバンテリンドームに「ホームランウイング」が設置され、ホームランが打ちやすくなることが期待されている
データからも見込まれる得点力の向上が楽しみだ
これにDH制の導入が加わることで、ドラゴンズの打線がどのように変化するか、期待がかかる
このニュースは、プロ野球における指名打者制の導入がもたらす影響を様々な視点から考える契機となる。球界全体の流れに加え、各チームの戦略にも影響を与えるこの制度がどのように発展していくのか注目だ。
キーワード解説
- 指名打者とは? — 指名打者(DH)は、投手の代わりに打席に立つ打者で、守備にはつかない選手のこと。
- 打撃戦とは? — 打撃戦は、得点を多く取るために打撃を重視する試合のスタイル。一般的には高得点の試合が多い。
- 戦術とは? — 戦術は、試合中に有利に進めるための作戦や方法。選手の交代やプレースタイルの選択が含まれる。

