緒方選手は昨季開幕前に支配下登録を受け、プロ入り直後から1軍で活躍していた
昨シーズンはそのまま1軍を完走し、今シーズンも開幕から1軍入りし、主に守備や代走として出場してきたが、5日に初めて2軍に降格された
降格の理由と今後の決意
小久保裕紀監督は降格理由について「安泰じゃないよ」と述べ、「選手が1軍に慣れすぎているという声もあった」と説明した緒方選手は降格の話を記事で知り、「初心に返ってもう一度1から頑張ります」と真剣に語った
2軍での練習の様子
6日には筑後市のファーム施設で2軍の全体練習に参加した緒方選手は、炎天下の中で守備練習や打撃練習に励んだ2軍の雰囲気について厳しく意見を述べ、「ぶっちゃけぬるいので、雰囲気が
この2軍の空気に慣れないようにしなければならない」と話した
危機感を持った言葉
「この雰囲気に飲まれると1軍に戻るのに時間がかかる」と危機感を持って発言した緒方選手は、「2軍の選手も1軍に上がった際には頑張りますが、結果が出ないのはそういうことだと思いますだから常に1軍を意識して、自分に負けないよう努力しなければ」と続けた
再び主戦場へ
小久保監督も「緒方は最終的には1軍に必要な選手」と認めており、再び主戦場に戻る際にはこれまで以上の力を発揮できるよう、厳しい環境で自己研鑽に努める決意を見せた緒方選手の言葉からは、1軍での経験がどれほど貴重であるかが伝わります。2軍での練習は精神的にも厳しいものですが、彼が持つ危機感は、1軍復帰に向けた強い意志の表れです。新たな挑戦を前にした彼の成長に期待が高まります。
キーワード解説
- 選手登録とは?選手登録は、プロ野球選手がチームに所属することを正式に認められる手続きで、特定の試合に出場するためには必要です。
- 支配下登録とは?支配下登録は、球団が選手と契約し、1軍と2軍のいずれかに所属できる権利を持つための登録のことで、選手のキャリアにおいて重要なステータスです。
- 守備固めとは?守備固めは、試合の終盤で守備の強化を図る目的で、通常は攻撃力が低い選手を使って細かいプレーを重視させる戦術です。

