ソフトバンクの緒方理貢選手、プロ初の選手登録抹消からの早期復帰を誓う

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福岡県筑後市のファーム施設で打撃練習を行ったソフトバンクの外野手、緒方理貢選手(26)が、6日、出場選手登録を抹消されたことについて「やることをやって頑張るだけ」と早期の1軍復帰を誓った

緒方選手は昨季開幕前に支配下登録を受け、プロ入り直後から1軍で活躍していた

昨シーズンはそのまま1軍を完走し、今シーズンも開幕から1軍入りし、主に守備や代走として出場してきたが、5日に初めて2軍に降格された

降格の理由と今後の決意

小久保裕紀監督は降格理由について「安泰じゃないよ」と述べ、「選手が1軍に慣れすぎているという声もあった」と説明した

緒方選手は降格の話を記事で知り、「初心に返ってもう一度1から頑張ります」と真剣に語った

2軍での練習の様子

6日には筑後市のファーム施設で2軍の全体練習に参加した緒方選手は、炎天下の中で守備練習や打撃練習に励んだ

2軍の雰囲気について厳しく意見を述べ、「ぶっちゃけぬるいので、雰囲気が

この2軍の空気に慣れないようにしなければならない」と話した

危機感を持った言葉

「この雰囲気に飲まれると1軍に戻るのに時間がかかる」と危機感を持って発言した緒方選手は、「2軍の選手も1軍に上がった際には頑張りますが、結果が出ないのはそういうことだと思います

だから常に1軍を意識して、自分に負けないよう努力しなければ」と続けた

再び主戦場へ
小久保監督も「緒方は最終的には1軍に必要な選手」と認めており、再び主戦場に戻る際にはこれまで以上の力を発揮できるよう、厳しい環境で自己研鑽に努める決意を見せた

緒方選手の言葉からは、1軍での経験がどれほど貴重であるかが伝わります。2軍での練習は精神的にも厳しいものですが、彼が持つ危機感は、1軍復帰に向けた強い意志の表れです。新たな挑戦を前にした彼の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • 選手登録とは?選手登録は、プロ野球選手がチームに所属することを正式に認められる手続きで、特定の試合に出場するためには必要です。
  • 支配下登録とは?支配下登録は、球団が選手と契約し、1軍と2軍のいずれかに所属できる権利を持つための登録のことで、選手のキャリアにおいて重要なステータスです。
  • 守備固めとは?守備固めは、試合の終盤で守備の強化を図る目的で、通常は攻撃力が低い選手を使って細かいプレーを重視させる戦術です。

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