中日、阪神戦での厳しい状況を乗り越えることはできるか?

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プロ野球の中日ドラゴンズは、6日、バンテリンドームにおいて阪神タイガースとの試合を控えており、今季98戦目を迎える

現在、中日は2連敗中で戦績は43勝52敗2分、借金9の状況で4位に位置

3位のDeNAとは3.5ゲーム差、5位の広島とは0.5ゲーム差であり、上位に食らいつくためには勝利が不可欠である

試合の経過と課題

前日の阪神戦では、中日が序盤に田中選手の2点適時二塁打で先制したが、8回の表に佐藤輝選手に痛恨の28号3ランを浴び、逆転を許した

さらに9回にはピンチを招き、祖父江選手が森下選手と大山選手に適時打を許し、結果的に4点差とされてしまった

投手陣の奮闘

先発の大野投手は、6回無失点の粘投を見せるも、打線の援護が乏しく、7勝目を挙げることはできなかった

今季の阪神戦では7勝6敗の成績を残しているが、過去5年間で一度も勝ち越していない点が気になる

特に昨シーズンは負け越しを喫しているだけに、チームとしての立て直しが急務である

両チームのスタメン発表

中日スタメン 阪神スタメン
1) 上林 (ライト) 1) 近本 (センター)
2) 田中 (セカンド) 2) 中野 (セカンド)
3) 岡林 (センター) 3) 森下 (ライト)
4) 細川 (レフト) 4) 佐藤輝 (サード)
5) ボスラー (ファースト) 5) 大山 (ファースト)
6) チェイビス (サード) 6) 髙寺 (レフト)
7) 石伊 (キャッチャー) 7) 坂本 (キャッチャー)
8) 山本 (ショート) 8) 熊谷 (ショート)
9) 柳 (ピッチャー) 9) 村上 (ピッチャー)
次回の試合に向けて
中日の先発は柳裕也投手が務め、今季7度目の登板となる

彼は1勝2敗、防御率1.25と安定した成績を収めているが、前回の巨人戦では敗北を喫しており、今回は阪神戦でのリベンジを果たさなければならない

一方、阪神の先発村上頌樹選手は9勝3敗、防御率2.00と素晴らしい成績を残しており、彼が勝利することで阪神も2年ぶりの二桁勝利に迫っている

中日の現状は厳しいが、選手たちが一丸となり課題を克服することが求められている。特に投手陣の奮闘が必要不可欠だ。昨年の苦い経験を活かし、上位狙いを実現するために勝利を手にしてほしい。
キーワード解説

  • スタメンとは?試合において選手の初期配置を示し、毎試合の出場選手リスト。スタメンが決まることでチームの戦略が見えてくる。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標。低いほど優れた成績を示す。
  • 適時打とは?得点を挙げるための打球であり、走者が得点をするためのヒットなどを指す。

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