プロ初先発の森田投手が完璧なピッチングを披露、巨人がヤクルトを抑え込む

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◇6日 巨人―ヤクルト(東京ドーム) プロ2年目の28歳左腕、森田駿哉投手がプロ初先発で6イニングを投げ、2安打無失点の好成績を収めた

彼は「1球目から勝負したい」という意志を持ち、東京ドームのマウンドでその目標を見事に達成した

試合は、本拠地東京ドームにて行われ、森田は初回から攻撃的な投球を展開した

特に初球からストライクを投げ込む姿勢は、先頭打者の赤羽に対し決意を示すものだった

初回、4球目に打たれた打球を一塁の大城が失策し、すぐに走者を背負うも、森田は冷静さを保ち続けた

続く岩田の犠打を冷静に処理し、内山をフォークボールで空振り三振にした

さらに、2死二塁での試合中屈指のスラッガー、村上との対戦でも見事に抑え込んだ

ボールは内角に3球続けてツーシームを投げ込み、村上を一時的に引きずり下ろした後、外角スライダーで三振を奪った

「ツーシームが私の武器」と語る森田は、内心の強さを示した

4回には初めて安打と四球を許したものの、後続の打者をしっかりと打ち取った

そして6回には1死一塁から内山を三ゴロ併殺打に仕留めて、ようやく笑みをこぼした

この日の成績は、6イニングで2安打、4三振、1四球の無失点、球数は92球だった

森田投手は富山商業高校、法政大学を経てホンダ鈴鹿からドラフト2位で巨人に入団したが、昨シーズンは春季キャンプで左肘を痛め、1軍登板はゼロ

同期選手の活躍をテレビで見守りながら、悔しさを抱えていた

しかし今シーズンは7月30日に1軍に昇格し、中継ぎとして2試合に登板

8月1日から先発3人が出場選手登録を抹消された影響もあり、ついに先発チャンスが到来した

「先発で勝負したいと思っていた」と語り、アピールに成功した

プロ野球界で、森田投手の初先発は見事なものでした。彼のピッチングには自信が感じられ、特に打者との対戦で見せる冷静さは素晴らしいものでした。これからの成長と次回の登板が楽しみです。
キーワード解説

  • ツーシームとは?スライダーとは?二つとも野球で使われる投球スタイルで、ツーシームは横に動くボール、スライダーは急激に曲がるボールを指します。
  • フォークボールとは?ボールが急激に落ちる特徴がある変化球で、特に三振を奪う場面で効果を発揮します。
  • 併殺打とは?二つのアウトを一度のプレイで取ることができる、非常に効率的な守備プレイです。

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