試合は3回、1死二塁の場面で泉口がフルカウントからアビラの134キロのチェンジアップに反応し、中前に適時打を放った
外角低めに沈む変化球に対して、泉口は冷静に食らいつき、右手一本でボールを運んだ
「気持ちだった」が、その一振りはチームにとって貴重な追加点となった
二塁走者の丸選手が激走し生還、泉口は「丸さんの盗塁と走塁のおかげです」と、同僚を称賛した
同期の絆
泉口選手は、プロ初先発を果たした森田選手と同じく23年ドラフトで入団した同期の仲間だ森田選手は昨季まで1軍経験がない身だったため、泉口選手は彼の苦労を理解している
「僕らにはわからない本人の思いもあったと思う」と語り、森田選手の初白星を手助けできたことに喜びを感じている
打席への冷静さ
今季は遊撃手としてレギュラーに定着し、打順は4番、9番以外のすべてを経験しており、この日の3番は28試合目だった「3番目という意識で気にせず」と語る泉口選手
ジャイアンツの3番打者というプレッシャーに対し、必要以上に意識することなく、冷静に自分のバッティングに集中していることが、結果を生んでいる
後半戦も好調を維持
泉口選手は、後半戦も好調であり、安打数はチームトップの吉川選手に並ぶほどの成績を収めているまた、守備面でも8回1死の場面で飛球を背走しながら好捕するなど、攻守ともにチームの勝利に貢献している
森田選手は「心強いなと思って投げていた」と感謝の意を示しつつ、泉口選手は「これから一緒に勝ちを共有できたら」と未来への期待を口にした
今回の試合では泉口選手がプロ初先発の森田選手をしっかりサポートしました。彼の適時打が追加点を生む重要な役割を果たし、チームの勝利に直接貢献しました。選手同士の絆や信頼関係が試合の結果に大きく影響することを改めて実感します。
キーワード解説
- チェンジアップとは？
- レギュラーとは？
- 打順とは？
