阪神のリリーフ陣が輝く、盤石の投手力で中日に勝利

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◇セ・リーグ 阪神3-2中日(2025年8月6日 バンテリンD) 阪神タイガースのリリーフ陣が抜群の安定感を見せ、試合を勝ち取った

先発投手の村上が6回を無失点に抑え、7回から登板した桐敷、湯浅、及川、石井がそれぞれ1イニングずつ無失点に抑えた

このリリーフ陣は、チームの守護神である岩崎が腰の疲労のため離脱中にもかかわらず、昨年同様の安定感を誇る

9回を投げた及川は今季の勝利を5に伸ばした

彼は1死から、2回に先制打を放った石伊に対し、慎重になりすぎた結果、四球を与える場面があったが、その後は山本を一ゴロ、代打・ブライトを中飛に仕留め、無失点に抑えた

今季のリリーフとしての防御率は驚異の0.81を記録しているが、及川自身は「こうした場面での四球は一番いけない」と反省の意を示し、さらなる成長を誓った

2夜連続で代役守護神として石井が試合を締めくくり、今季のセーブ数を5に増やした

10回に2死を奪った後、岡林に中前打を許したが、サヨナラ負けのピンチで4番・細川を迎えると、3球連続ボールでカウントが不利になった

しかし、彼は冷静さを保ちつつ、最終的には149キロの直球で対処し、中飛に仕留めた

これにより、藤川監督が現役時代の2006年に樹立した36試合連続無失点記録にあと2に迫った

石井はマウンドでの投球について「冷静にリスク管理をしながら投げ切った」と自信を見せる一方で、クローザーの重圧を痛感していることも明かした

「岩崎さんは本当にすごい」と敬意を表しつつ、「良い経験ができている」と謙虚に語った

岩崎が復帰するまでの間、「ミスターゼロ」石井を中心に、阪神のブルペン陣はさらなる結束を強めていくことが期待される

阪神タイガースのリリーフ陣が、この試合でも強い投球を見せつけました。特に及川選手の防御率0.81は素晴らしく、今後の試合にも大いに期待がかかります。守護神の不在という逆境の中、リリーフ陣が結束し、冷静に試合を投げ抜く姿は感動を呼びました。
キーワード解説

  • リリーフ投手とは?試合の終盤に登板して、得点を与えないようにする役割を果たす投手のことを指します。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングに対して、どれだけの得点を与えたかを示す指標で、数字が低いほど優秀です。
  • クローザーとは?試合の終わりに登板することが多い、ゲームを締める役割の特化した投手のことです。

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