8月6日に行われたイースタン・リーグの読売ジャイアンツ戦では、4回途中で3安打5失点（自責点3）という成績を残し、特に目立ったのが5四球と2死球を記録した“不本意”な投球内容であった
藤浪投手の投球内容
これまでの2試合では比較的安定した投球を見せており、7月26日の千葉ロッテマリーンズ戦では1回5球で抑え、31日の西武ライオンズ戦では3回46球の無失点という成績を残していたしかし、その反動として、巨人戦では制球を乱し、自身の持ち味である速球も思うようにコントロールできなかった
藤浪対策と打線の編成
野球ライターによると、この日の戦略は「藤浪対策」が徹底されていたとのこと藤浪は左打者に対して制球が良く、右打者に対して危険なボールを投げやすい特性があるため、ロッテと西武は左打者中心のスタメンを組んできた
しかし、巨人戦ではスタメンの中に右打者が4人おり、藤浪に対する信頼が垣間見える結果となった
結果として、右打者の捕手2名が死球を受けてしまった
これに対する批判の声も高まっている
ファンの反応
SNS上では藤浪投手への厳しい意見が相次いでいる「藤浪は成長が見られない」「対戦相手に危険を及ぼしている」との声が多く聞かれ、選手側も藤浪投手が自身の制球を改善できていないことを懸念している
特に、横浜球団が誇るAI解析班による矯正方法が期待外れとなったことについても議論が巻き起こっている
藤浪晋太郎投手の再発した制球難は、将来の可能性に暗い影を落としていると言えるかもしれません。ここまで何度も改善に挑戦してきた彼にとって、信頼されている横浜DeNAベイスターズでの復帰は一つの大きなチャンスです。そのチャンスを生かすためにも、一刻も早く制球問題を克服してもらいたいものです。
キーワード解説
- 制球難とは？：制球難とは、投手がボールを投げる際に狙った場所に的確に投げられない状態を指します。バッターに当たる可能性のあるボールやホームランになるボールが多くなるため、試合において深刻な影響を与えることがあります。
- イースタン・リーグとは？：イースタン・リーグは、日本のプロ野球における二軍（育成）のリーグで、主に若手選手やリハビリ中の選手が参加します。このリーグでのパフォーマンスは、一軍への昇格やシーズンの成績に直結する重要な場となっています。
