高校野球選手権大会、横浜が雨で順延した初戦に向け準備万端

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2025年8月7日、阪神甲子園球場で予定されていた第107回全国高校野球選手権大会の午前の部の2試合は、天候不良が予想されため、翌日の夕方に順延されました

この試合を控える神奈川の横浜高校は、甲子園球場の室内練習場で約2時間の練習を行いました

村田浩明監督が投手として選手たちに打撃練習を指導しました

監督と選手の思い

横浜高校の主将、阿部葉太選手は練習後にコメントを発表しました

彼は、初戦が雨で順延されたことについて「今日に向けて仕上げてきたので、少し残念な気持ちもありますが、逆に準備ができるので、いい雨になったかと思います」と語りました

また、「チームワークが一つ上がったと思う

雨はこれまでの勝負の日に降ることが多いので、恵みの雨だと感じています」と続けました

調子と試合への意気込み

阿部選手は、現在のチームの調子について「まずまずだと思います

ただ、試合になると緊張して力が入ることがあるので、気持ちを平常心に保ちたい」と述べ、試合開始が午前から夕方に変更されることへの対策も語りました

「朝と夕方で風や太陽の位置が異なるため、選手同士で話し合い、球場の状態を把握して試合に臨みたい

夕方の方が浜風が吹くと思うので、本塁打よりもラインドライブを狙い、内外野の間を抜く打撃を意識したい」と述べました

誕生日の思い出

さらに、阿部選手は8月6日が自身の誕生日であったことに触れ、「監督や仲間から『おめでとう』と言ってもらえたのがすごく嬉しかった

甲子園で誕生日を迎えられるのは貴重な経験なので、今大会でも頑張りたい」と意気込みを語りました

今回の高校野球選手権大会の初戦が雨で順延となったことは、選手たちにとって残念ではありますが、準備を整える時間が増えたという意義があります。阿部選手の言葉にもあるように、チームワークの向上や心のリセットに繋がる可能性があり、ポジティブな展開も期待できそうです。
キーワード解説

  • 全国高校野球選手権大会とは?全国の高校が参加し、優勝を目指す大会で、夏の風物詩とも言われています。
  • 打撃練習とは?選手がバットを使ってボールを打つ練習で、ヒッティング技術を向上させるための基本的なトレーニングです。
  • チームワークとは?チームのメンバーが協力して一つの目標を達成しようとする姿勢のことです。相手との連携が大切となります。

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