この試合を控える神奈川の横浜高校は、甲子園球場の室内練習場で約2時間の練習を行いました
村田浩明監督が投手として選手たちに打撃練習を指導しました
監督と選手の思い
横浜高校の主将、阿部葉太選手は練習後にコメントを発表しました彼は、初戦が雨で順延されたことについて「今日に向けて仕上げてきたので、少し残念な気持ちもありますが、逆に準備ができるので、いい雨になったかと思います」と語りました
また、「チームワークが一つ上がったと思う
雨はこれまでの勝負の日に降ることが多いので、恵みの雨だと感じています」と続けました
調子と試合への意気込み
阿部選手は、現在のチームの調子について「まずまずだと思いますただ、試合になると緊張して力が入ることがあるので、気持ちを平常心に保ちたい」と述べ、試合開始が午前から夕方に変更されることへの対策も語りました
「朝と夕方で風や太陽の位置が異なるため、選手同士で話し合い、球場の状態を把握して試合に臨みたい
夕方の方が浜風が吹くと思うので、本塁打よりもラインドライブを狙い、内外野の間を抜く打撃を意識したい」と述べました
誕生日の思い出
さらに、阿部選手は8月6日が自身の誕生日であったことに触れ、「監督や仲間から『おめでとう』と言ってもらえたのがすごく嬉しかった甲子園で誕生日を迎えられるのは貴重な経験なので、今大会でも頑張りたい」と意気込みを語りました
今回の高校野球選手権大会の初戦が雨で順延となったことは、選手たちにとって残念ではありますが、準備を整える時間が増えたという意義があります。阿部選手の言葉にもあるように、チームワークの向上や心のリセットに繋がる可能性があり、ポジティブな展開も期待できそうです。
キーワード解説
- 全国高校野球選手権大会とは?全国の高校が参加し、優勝を目指す大会で、夏の風物詩とも言われています。
- 打撃練習とは?選手がバットを使ってボールを打つ練習で、ヒッティング技術を向上させるための基本的なトレーニングです。
- チームワークとは?チームのメンバーが協力して一つの目標を達成しようとする姿勢のことです。相手との連携が大切となります。

