これにより、49勝34敗5分の成績となり、貯金は15であるが、2位のソフトバンクとはゲーム差なしの状況で首位を維持した
先発の涌井選手は初回、2死から来田選手、大城選手、茶野選手に3連続適時打を許し、6回で8安打5失点となった
特に、初回はオリックスの打者たちによって3点を先制され、試合の流れが一気にオリックス側へ傾いた
7回には、松山選手が6月27日の広島戦以来の復帰登板を果たし、1イニングを三者連続空振り三振に抑える圧巻のピッチングを見せた
松山選手は「上肢のコンディション不良」という問題から戦列を離れていたが、復帰戦で存在感を示した
打線では、初回に中田選手が適時二塁打を放ち、7回には尾田選手が2点適時二塁打を記録したが、反撃には限界があった
最終的に中日チームは、お膳立てされたチャンスを生かしきれず、試合を終えた
涌井選手の投球内容
涌井選手は1軍での7月5日のヤクルト戦で4回4安打1失点の後に登録抹消されており、今日の試合でも苦しい展開が続いたシーズン通算成績は1軍で4勝3敗、防御率3.12、さらにはファームでの成績は5度目の登板で2勝0敗、防御率0.78という好成績を残している
試合の流れ
オリックスの先発、ドラフト3位の山口選手に対して、中日は立ち上がりから中田選手のタイムリーで3−1としたが、その後は涌井選手の不安定な投球が影響し、次第にオリックスに流れを持っていかれた涌井選手は3回以降、安定した投球も見せたが、初回の失点がその後の試合展開に大きな影響を与えることになった
今試合では中日がオリックスに敗れたことが報じられている。涌井選手は序盤の失点が響き、3連敗を喫してしまったが、松山選手の復帰が明るいニュースとなった。特に松山選手は復帰戦で三者連続空振り三振を奪い、その実力を証明した。
キーワード解説
- ウエスタンリーグとは?プロ野球の二軍リーグにあたるもので、各球団が育成選手を起用する重要なステップとして位置づけられている。
- 防御率とは?投手が1イニングあたりに許す失点の平均を示す数値で、この数値が低いほど投手の能力が高いとされる。
- 適時打とは?出塁の際に得点に結びつくヒットを指し、チャンスを生かすために非常に重要な打撃の一つ。

