巨人・田中将大投手が6回途中降板、奮闘も勝利投手の権利持ち越し

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロ野球 巨人・田中将大投手、6回途中降板も奮闘続く

◇プロ野球セ・リーグ 巨人-ヤクルト(7日、東京ドーム) 巨人の田中将大投手が6回途中2失点で降板となりました

田中投手は初回、先頭打者をセンターフライで抑え、続く2人をゴロで打ち取ると、わずか6球で3アウトを奪う好スタートを切ります

2回には、打席に立った4番・村上宗隆選手から三振を奪い3者凡退

3回も同様に3人で抑え、ノーヒットピッチングを披露しました

3回の裏の攻撃では、自身のツーベースヒットを記録し、先制点を奪う貢献を見せましたが、4回にチームが同点に追いつかれる結果となりました

4回、田中投手は2アウトから3番・内山壮真選手にフォアボールを与え、初めてのランナーを出し、続けて村上選手にもフォアボールを出しました

最速149キロのストレートを投げ続けていたにもかかわらず、オスナ選手にヒットを打たれ、同点に追いつかれました

5回にはピンチが訪れ、2アウトから9番の石川雅規投手にヒットを許し、その後のヒットとフォアボールで満塁の状況に

しかし、内山選手を143キロのスプリットで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けました

この防御と集中力により、田中投手はマウンドで力を発揮し続けます

次の攻撃では、先頭の増田大輝選手がツーベースを放ち、その後の攻撃で1点を勝ち越します

しかし6回には味方のエラーも影響があり、ノーアウトからランナーを許す展開に

2アウトで長岡秀樹選手にフォアボールを与えたところで、阿部慎之助監督がマウンドに向かい、降板を告げました

悔しそうな表情の田中投手は、監督から労いの声を受け、ベンチへ戻ります

この試合では5回2/3を投げ、104球、被安打3、2失点(自責点1)を記録

日米通算199勝目は次回以降に持ち越されました

今回の試合では田中投手が好投を見せた後、降板する残念な展開となりましたが、それでも彼の投球内容は素晴らしかったです。ピンチを何度も切り抜ける集中力が際立ち、次回の登板に期待が持てます。
キーワード解説

  • フォアボールとは?
  • ツーベースヒットとは?
  • スプリットとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。