これにより、連勝は2でストップし、先発の伊原投手は4回を投げて6安打を浴び、プロ入りワーストとなる5失点(自責点2)を記録し、今季5敗目(5勝)を喫しました
ここ数試合、伊原投手は好調を維持していましたが、6月8日のオリックス戦以来、約2ヶ月も勝利から遠ざかっています
この試合の序盤から、伊原投手はピンチが続きました
初回にはブライト選手の安打と、味方のエラーが絡み、1死三塁の危機を迎え、岡林選手の二ゴロの間に先制点を献上しました
さらに、2回表にはチェイビス選手にプロ初本塁打を許し、その後も3回に無死二塁から田中選手に適時打を許し、次にボスラー選手にもタイムリーを浴び、合計でこの回に3点を失ってしまう結果となりました
伊原投手は4回を無失点で抑えたものの、打席で代打を送られる形で交代
彼にとってはこの日が25歳の誕生日であり、特別な日を嬉しい結果で飾れなかったことは悔しい限りでしょう
なお、中日の先発は金丸選手で、ドラフト1位入団の左腕同士の対決でしたが、伊原選手は初勝利を相手に献上しました
一方、阪神の打線は見せ場を作りましたが、先発大山選手がベンチスタートした試合です
代わりに5番に入った中川選手が、2回にプロ初本塁打を放ち、試合を一時同点に戻す活躍
さらに、4回には佐藤輝選手がバックスクリーンに29号を放ち、球団史上15位タイの記録に並ぶ名誉も得ました
今回の阪神の大敗は、先発の伊原選手の調子が良くなかったことが大きく影響しました。ベンチからの采配が光る場面も見られましたが、試合展開の流れを一気に変えることはできませんでした。反対に、中日の投手陣が安定した投球を見せたことが勝利に繋がったと言えるでしょう。
キーワード解説
- プロ入りワースト:プロの選手として自分のキャリアで最も成績が悪いことを意味します。
- タイムリー:試合展開において得点が入る可能性のある打球やプレーを指します。
- 適時打:得点をもたらすヒットのことを指し、重要な局面で打たれると特に価値があります。
- バックスクリーン:野球場の外野に位置する大きな掲示板やスクリーンで、打球がその上を越えることを意味します。

