彼は今年の目標として「全てにおいてレベルアップしていきたい
圧倒的な力をつけて、1軍で500、600打席立てるように」と意気込みを語った
昨季の成果と現在の姿
昨季、中山は32試合に出場し、打率は3割1分8厘、2打点を記録シーズンの初めには2軍落ちを経験したが、後半戦では持ち味であるバッティングで存在感を示した
特に、DeNAとのクライマックスシリーズ最終ステージではスタメン出場し、決勝本塁打を打つなど印象的なプレーを見せた
彼は「苦しい時期は長かったけど諦めずにバットを振って乗り越えられたが、守備とバッティングにはまだ課題が多い」と振り返っている
打撃力の向上
中山の魅力の一つは、打撃力にある高卒からファームでの打率は常に3割以上を達成しており、今季もさらなるスケールアップを図るために、筋力トレーニングや振り込みを重ねている
東京ドームでの早出特打やフリー打撃では、右翼席に特大のホームランを連発し、直球の打撃でも力負けしなくなってきた
配球の読みや打席内での冷静さも身につけ、実戦での結果に結びついている
ポジション争いの厳しさ
中山が狙うポジションは遊撃と三塁遊撃には門脇、三塁には坂本が控えており、レギュラー奪取は簡単ではないが、「ポジションにこだわりはない
まずはどこでも守れるようにすることが大事」と語り、自らを高めることに集中している
自主トレの重要性
今オフ、中山は地元愛知で単独自主トレを行っている「自主トレでは寝る前までバットが振れる
秋季練習では阿部監督や二岡ヘッドから、たくさんの引き出しをもらったので、それを自分のものにできるようにしっかり練習していく」と意気込みを語った
若手選手の成長が、リーグ連覇や日本一奪回には欠かせない中、中山が先陣を切って成長を遂げることが期待されている
◆中山礼都(なかやま・らいと)2002年4月12日生まれ
愛知県出身、現在22歳
中京大中京高では、1年生からベンチ入りし、優秀なプレイヤーとして注目を浴びた
20年ドラフト3位で巨人に入団し、翌年の5月には1軍に昇格
通算では160試合に出場し、打率2割3分3厘、0本塁打、8打点を記録
身長は182センチ、体重は82キロ
右投げ左打ち
中山礼都選手の今季の目標は非常に前向きで、彼の自主トレや練習への取り組みは若手選手にとっての模範となるでしょう。激しいポジション争いの中で、彼が成長し続ける姿は、多くのファンにとっても楽しみです。
キーワード解説
- 内野手とは?内野手は野球のポジションの一つで、内野と呼ばれる塁周りでプレーする選手のことを指します。