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阪神・中川勇斗選手、若き打撃力を武器にチャンスを狙う

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 喉から手が出るほど欲しい「打てる捕手」が阪神に誕生間近だ

昨季、球団史上初の連覇を逃した阪神タイガースは、若干20歳の中川勇斗選手に注目している

2021年のドラフトで7位指名を受け入団した中川選手は、高校時代からそのパンチ力のある打撃が高く評価されていた

 昨季、彼はウエスタン・リーグで70試合に出場し、打率3割2分1厘、4本塁打と素晴らしい成績を収めた

まだ1軍出場は未経験だが、着実に成長を続けている

「1軍でこれくらいの成績を残せるように

今年にかけてます」と語る中川選手は、現在進行中の秋季キャンプで新たな挑戦として自己成長を目指し、捕手だけでなく外野のポジションにも挑戦している

「野球選手は試合に出てナンボ」だと彼は強調する

 また、他球団では、オリックスの森選手や広島の坂倉選手などが打撃力を生かすために捕手以外のポジションでの出場があるため、球団は中川選手の多様なポジショニングを期待している

藤川監督も「打撃が非常に優れた選手

能力が素晴らしい」と期待を寄せている

 今オフ、中川選手は1月中旬からDeNAの牧選手と自主トレを行う予定だ

この自主トレは同じバットメーカーを使用するという縁から実現したもので、昨年末には初めて対面

動画で自らの打撃を確認してもらい、「想像していた2倍いいよ!」と絶賛された

侍ジャパンの常連でもある高打率の右打者からの指導は、中川選手にとって大きな財産となるだろう

「変化球の対応や待ち方、ケガをしないための体作り……

野球に対する取り組み方も学びたい」と意欲を示している

 昨季、経験豊富な30代の梅野選手と坂本選手が全143試合のスタメンマスクを分け合ったこともあり、中川選手にとっては正捕手の壁が厚い

それでも彼は諦めるつもりはない

「捕手として1試合でも多くスタメンで出られるように

がむしゃらにやっていきます」と決意を新たにしている

大学4年の年でもある2025年、彼の成長が期待される

今回の記事では、中川勇斗選手の成長と期待を詳しく紹介しています。若手選手が自らの能力を向上させるために挑戦を続ける姿勢は、多くの野球ファンに勇気を与えるでしょう。特に外野にも挑戦し、自主トレでの上達を目指す姿は、同世代の選手にとっても良い刺激になると考えます。
キーワード解説

  • 捕手とは?:捕手は野球において、投手が投げたボールを受ける役割を担う選手であり、守備的な役割だけでなく、攻撃にも力を発揮する重要なポジションです。
  • パンチ力とは?:パンチ力は打者が持つ長打力のことを指し、特にボールを強打して本塁打を打つ力を意味します。
  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、プロ野球の2軍選手で構成されるリーグであり、選手が実戦経験を積むための重要な場となっています。
  • 自主トレとは?:自主トレは、選手が自分の判断で実施するトレーニングを指し、特定のコーチやチームのスケジュールから独立した練習方法のことを言います。

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