内野手の中田翔をはじめ、複数の選手が加入しましたが、結果的に3年連続で最下位となり、チームの復活を成し遂げるには至りませんでした
今回は、戦力外組と呼ばれる4人の選手のパフォーマンスについて詳しく振り返ります
期待以上の成績を残した選手たち
最も期待されたのは、阪神から加入した板山祐太郎外野手でした板山は育成選手としてドラゴンズに入団し、5月には支配下選手登録を果たします
6月には16試合で49打数17安打を記録し、打率は驚異の.347に達しました
しかし、7月と8月には不振に悩まされ、一時は2軍に降格しました
9月に復帰した後は、最終的には65試合出場、打率.236、3本塁打13打点という成績を残しました
山本泰寛内野手の躍進
続いて、山本泰寛内野手も目覚ましい活躍を見せました2023年、阪神で1軍出場が無かった彼は、中日の開幕戦で1軍の座を勝ち取りました
79試合に出場し、各ポジションでプレー
打率.250、1本塁打9打点という成績を残しました
苦境に立たされた中島宏之内野手
一方で、中島宏之内野手は苦しいシーズンを送ることになりました巨人からの戦力外後、代打として中日に加入した彼は、開幕時には1軍入りするも、4月に死球を受け右手を負傷
5月に復帰したものの安打は出ず、最終的に13打数無安打という散々な結果に終わり、再び戦力外通知を受けました
上林誠知外野手のシーズン
上林誠知外野手も困難なシーズンでした右肋間筋損傷の影響で2軍リハビリを強いられた上林ですが、4月には1軍に昇格
序盤は好調でしたが、次第に調子を落とし、46試合出場で打率.191、1本塁打3打点でシーズンを終えました
今オフ、中日は新監督・井上一樹のもと、再度最下位脱却を目指しています
新たに福岡ソフトバンクから戦力外となった三浦瑞樹投手を獲得し、戦力外選手たちの意地に期待が寄せられています
今回の記事では、中日ドラゴンズが昨オフに獲得した戦力外選手たちの成績に焦点が当てられています。特に、成績が振るわなかった選手たちの努力と苦悩が伝わってきました。来シーズンの中日がどのような戦略で挑むのか、引き続き注目したいところです。
キーワード解説
- 戦力外選手とは？ これは、プロ野球チームが選手を契約解除することで、チームから外れる選手を指します。