復帰後最長となる３回で４２球を投げ、２安打無失点３奪三振と好投した
代木投手はこの試合で最速１５１キロを記録した直球を武器に、カーブ、ツーシーム、カットボールを織り交ぜながら多彩な投球を見せた
カウント球や勝負球に応じて直球の球威を調節し、緩急を駆使したことで打者を翻弄した
試合後、彼は「１５０キロちょっと出ていたみたいなので、メリハリをつけて投げられているかな、というところはある
３イニングでいろいろな球種を試す中で、ストライク、ボールを投げたり、組み立てはすごく出来ているなというのは感じています」と、自身の投球を振り返った
代木投手には支配下選手への昇格期限が７月末まであり、今季中の支配下復帰はならなかったが、今後は先発としてイニングを伸ばしながら登板を重ねていくことが期待される
次回登板へ向けては「出力の強弱はつけられているので、そこはいいなとは思っています
ただ、課題なのはフォームの再現性を高めること、クロス（右打者の内角へ）の真っすぐとカットボールの精度と質だと思います」と冷静に自己分析を行った
代木大和選手の復帰戦は、期待と注目が集まる中で行われ、多彩な球種を駆使した投球が見られた。過去のけがからの復帰は大きな挑戦であり、今後の成長やチームへの貢献が楽しみだ。彼の今後の課題にも注目したい。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは？：肘の内側の靭帯を再建する手術で、特に投手に多く行われる。リハビリが必要だが、成功すれば投球能力が回復する。
- 支配下選手とは？：プロ野球チームの正式な選手として登録されている選手を指す。チームによって契約が結ばれ、試合に出場する権利が与えられる。
- イニングを伸ばすとは？：投手が登板した場合、より多くのイニング（試合の回）を投げること。これにより、試合での経験を積むことができる。
