DeNA・ジャクソン、巨人戦でワースト失点も味方の守備ミスが影響

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8月8日に行われた横浜スタジアムでの巨人戦にて、DeNAのアンドレ・ジャクソン投手(29)が先発としてマウンドに上がりましたが、5回までで6失点と今季ワーストの成績を記録し、途中降板となりました

この試合では、彼のパフォーマンスが味方の守備ミスや運の悪さに影響されたことが強調されています

試合の流れと失点経緯

初回の守備ミスでピンチが拡大

ゲームの幕開け、初回一死一塁の場面で、ジャクソンは3番の泉口を一ゴロに打ち取るも、遊撃手・京田陽太が二塁を封殺するつもりで一塁へ送球する際に悪送球をしてしまいました

ボールは一塁側のカメラマン席に跳ね返り、結果として二死二塁のピンチが訪れることとなります

この後、続くキャベッジ選手が放ったフライがポテンヒットとなり、二走の泉口が先制のホームを踏みました

二死からの連続失点

不運はここで終わらず、二死一塁の場面で甲斐のバットがへし折れたボールは中前へポトリと落ち、さらに中山選手に与えた四球の直後、初球をリチャードに狙い打たれ、2点適時打を浴びてしまいました

これにより立ち上がりで早くも3点の失点を喫しました

さらなる失点を重ねる

4回に入ると、ジャクソンはイニングの先頭打者・中山に死球を与え、二、三塁のピンチに直面します

そして、相手先発投手・山崎との対戦で初球はボール判定になりますが、2球目を三塁線に転がされ、三塁手の宮崎がファンブル

この誤算から、三塁へ送球した際には一塁がセーフの判定となり、二度目の3点を失う形となりました

丸への犠飛及び佐々木の右中間を破る2点適時三塁打によって、結果的にジャクソンは6失点に到達しました

今季ワーストの成績

この6失点は、ジャクソンにとって今季のワーストであり、昨年4月16日の広島戦(マツダ)以来の大量失点となりました

とはいえ、味方の守備ミスによる自責点は2にとどまり、次回の登板で自身初の2桁勝利となる10勝目の達成を期待しています

今回のジャクソン選手の試合は、彼自身のパフォーマンス以上にチームの守備が試合を左右する結果となりました。特に初回の守備ミスが失点につながったことは、野球の試合において守備も非常に重要であることを再確認させるものでした。次回の試合では、チーム全体での反省と修正が期待されます。
キーワード解説

  • 自責点とは? - 投手が失点を喫した原因が自分のボールではない場合に算入されない点のこと。
  • ポテンヒットとは? - フライで打たれたボールが、守備選手に捕らえられずにヒットとして記録される打球のこと。

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