ソフトバンク・柳田悠岐が実戦形式の打撃練習に参加、復帰へ期待の声高まる

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 福岡・筑後市にあるソフトバンクのファーム施設で、外野手の柳田悠岐選手(36)が8日に長期離脱後初となる実戦形式の打撃練習に参加しました

彼は4月11日に行われたロッテ戦で自打球を受け、右すねを負傷したため、その後約4か月間の治療とリハビリ生活を送っていました

実戦形式の打撃練習の詳細

 特に注目を集めたのは、柳田選手が育成1年目の右腕・塩士との対戦で、結果は空振り三振と左飛というものでした

柳田選手は1週間前から塩士の「ライブBP」(打撃練習におけるピッチャーによる球を投げるトレーニング)に参加する意向を示しており、来週には今宮選手や栗原選手と共に二軍戦に出場する見込みです

柳田選手は「違和感はあまりなかった

ここから練習して、もっともっといい感覚を出していければ大丈夫」と語り、復帰に向けた自信を見せました

負傷の経緯とリハビリの辛さ

 柳田選手は重傷であった「右脛骨骨挫傷」の治療を経て、日常生活においても多くの困難があったことを明かしました

「痛みがなかなか引かず、日常生活もままならない時期をじっと耐えるしかなかった」と語り、最初の2週間は入院も考えるほどの厳しい状況だったと振り返りました

このような苦難を乗り越え、ポジティブな言葉が出るようになったことが、復帰への強い意志を表しています

チーム状況と今後の展望

 チームはシーズンの100試合を消化し、現在60勝36敗4分けで首位に立っていますが、2位の日本ハムとはわずか1ゲーム差という緊迫した状況です

今宮選手、栗原選手の復帰に続き、柳田選手もフィールドに戻ることでチーム力はさらに増すことでしょう

柳田選手自身「なるべく早く(試合に)いければいい」と意欲を示し、首位奪取に向けての期待感が高まっています

柳田選手の現状と復帰に対するポジティブな姿勢が印象的です。特に長期にわたるリハビリを経て、実戦復帰を果たそうとする気持ちは、選手自身の強さを如実に示しています。チームも首位を走っており、柳田選手の復帰がさらなる戦力アップにつながるはずです。
キーワード解説

  • 実戦形式とは?:実戦形式とは、練習の際に実際の試合と同じような状況で行動をすることを指します。これにより選手たちは試合の感覚を取り戻しやすくなります。
  • 自打球とは?:自打球とは、選手が自分のバットで打った球が自分自身に当たってしまうことです。これにより怪我をすることもあります。
  • 脛骨とは?:脛骨とは、脚の骨で、膝から足首までの部分に位置しています。体重を支える重要な骨です。

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