指揮官は自身の“構想”を公表
2025年のプロ野球開幕は3月28日と迫っているが、一足早く阪神タイガースの開幕オーダーについて考察してみたい昨年は38年ぶりに日本一を達成した阪神だが、主力選手の不振が目立った打撃陣の課題が指摘されている
レギュラーシーズンでは2位でフィニッシュしたものの、本拠地・甲子園で行われたクライマックスシリーズでは全敗
そして迎えた25年は、新たに球団のレジェンド守護神・藤川球児が監督に就任
チームの再構築と新シーズンへの飛躍が期待されている
オフシーズン中、大山悠輔、糸原健斗、原口文仁、坂本誠志郎の主力4選手がFA宣言を行ったものの、全員が阪神に残留することを決めた
特に「不動の4番」として活躍する大山の慰留は、チームの大きな強化要素と見なされる
藤川監督の下でチームが直面する最大の課題は「打線の強化」であり、そのための目ぼしい補強はDeNAからの楠本泰史選手とMLBでの出場経験を持つラモン・ヘルナンデス選手の二人となっている
したがって、現有戦力をどう活かすかが鍵となる
東京スポーツとのインタビューでは、藤川監督が明かした打線の“妄想”オーダーが具体的に示されており、3番には佐藤輝明、4番には新人の森下翔太、そして5番には大山悠輔を置くクリーンアップが提案された
このような編成は、強打の選手たちを中心に厚みのある打線を作ることを意図している
具体的な“妄想”オーダーは以下の通りである：
| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| 中 | 近本光司 |
| 三 | 佐藤輝明 |
| 右 | 森下翔太 |
| 一 | 大山悠輔 |
| 左 | 前川右京 |
| 捕 | 坂本誠志郎 |
| 二 | 中野拓夢 |
| 遊 | 木浪聖也 |
| 投 | 才木浩人 |
藤川監督が就任1年目からどのような結果を残すか、注目が集まっている
阪神タイガースが新しいシーズンに向けて、打線強化を目指す姿勢は明確です。特に藤川監督がどのような戦術を持ち込むのか注目されます。現有戦力の活用と新たな選手の加わりにより、チームがどれだけ改善されるか期待が高まります。
キーワード解説
- クリーンアップとは？: クリーンアップは、野球の打順で4番から6番までの選手を指し、主に得点を挙げる役割を担っています。