阪神・長坂拳弥捕手が練習中に送球を受け後頭部を負傷、選手登録抹消

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◆JERAセ・リーグ 阪神―ヤクルト(9日・京セラドーム大阪)阪神タイガースは、今回の試合において前川右京外野手、原口文仁内野手、ジョン・デュプランティエ投手の3選手を出場選手として登録したものの、島田海吏外野手と長坂拳弥捕手が選手登録から抹消される決定が下されました

長坂捕手は、試合前の走塁練習中に悲劇が起きました

三塁ベースを回った際に、左翼からホームに向けて投じられた送球が不運にも後頭部に直撃

その衝撃により、長坂選手はその場に倒れ、後頭部を押さえながら動けなくなってしまいました

数分後、トレーナーに付き添われながら自力で一塁ベンチ裏へと移動し、練習を断念しました

このような事故による頭部への衝撃は、プロスポーツにおいて非常に注意が必要です

そのため、長坂捕手は「脳しんとう特例措置」の対象選手となっており、これにより球団は彼が意識を失った場合の経過観察を行う責任があります

代わりに、原口選手が代替指名の選手として登録されることとなりました

阪神タイガースにとっては、長坂選手の負傷はチームにとって深刻な影響を及ぼす可能性があり、今後の試合スケジュールや他選手の健康管理に注目が集まります

長坂選手の負傷事故は、選手の安全管理における重要性を再認識させる事例となりました。特に頭部への衝撃による脳しんとうは、選手生命に関わることもあるため、すべての関係者が真剣に受け止める必要があります。今後の阪神タイガースがどのように選手管理を行うのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 送球とは?:野球において、ボールを投げることを指します。フィールド上で選手がパスや投球を行う際の基本的な動作です。
  • 脳しんとうとは?:頭部に衝撃が加わることで一時的に意識障害や記憶喪失が生じる状態を指します。特にスポーツ選手にとって深刻な影響を及ぼすことがあります。
  • 選手登録とは?:プロ野球チームにおいて、選手を公式に試合に出場させるための手続きです。選手の状態によって行われる抹消や新規登録が行われます。

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