右膝痛で離脱したグリフィンの代役として9連戦中の5戦目に今季初登板、初先発を果たした
試合は4回で68球を投げ、2失点、5安打、1奪三振、2四球という内容だった
投球内容の詳細
又木投手は最速で148キロの直球を投げる一方、スライダー、チェンジアップ、カーブなどの変化球も織り交ぜて、DeNA打線と初対決を果たした初回は1死一、二塁のピンチを迎えたが、4番の宮崎選手を遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点で切り抜けた
続く2回には3者凡退に抑え、良いスタートを切った
ピンチを切り抜けるも失点
3回には先頭バッターの京田選手に左前打を許し、送りバントで1死二塁のピンチを招くさらに暴投が絡んで1死三塁に進められると、1番の梶原選手に内角やや甘く入った直球を右中間フェンス直撃の三塁打とされ、先制点を奪われた
その後も1死三塁から蝦名選手に右犠飛を許し、追加点を奪われる結果となった
チーフコーチの評価
失点前の時点で、杉内俊哉投手チーフコーチは「今季初先発だけど、テンポも良いし、落ち着いて投げられている長いイニングを投げるというよりも、打者一人一人と勝負することを考えてどんどん投げ込んで欲しい」とコメント
味方が1点差に詰め寄った直後の4回裏は無失点で切り抜けた
次のステップへ
試合は5回、1点を追いかける状況で代打を送られ、又木投手はマウンドを中川皓太投手に譲ることとなった今季初登板でプロの舞台に立った又木投手だが、次回の登板に向けての期待が高まる
又木投手の初登板は非常に注目されていました。結果としてプロ初勝利は逃しましたが、内容そのものは良好でした。特に初回のピンチをしのいだシーンや、変化球を交えながらの投球は今後の成長に期待を持たせるものでした。
キーワード解説
- 直球とは?:直球は投手が最も基本的な投球で、打者に最初に投げる球種です。速さと直進性が特徴で、最速148キロでの直球は力強さを示しています。
- 変化球とは?:変化球は打者を惑わせるために投げられる球で、スライダー、カーブ、チェンジアップなどがあります。投手が異なる球種を使うことで、打者にとって予測しづらい投球になります。
- 失点とは?:失点はチームが相手チームに得点を許すことを指します。特にピッチャーにとっては極力防ぎたい状況です。

