巨人が接戦を制し50勝目を達成、大城の決勝犠飛が勝利を導く

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巨人が接戦を制し50勝目を達成、大城の決勝犠飛が勝利を導く

◇セ・リーグ 巨人4―3DeNA(2025年8月9日 横浜) 巨人は9日のDeNA戦で4―3と接戦を制し、シーズン50勝に到達した

この結果、チームの貯金は1となった

試合は3対3の同点で迎えた8回に、代打として出場した大城卓三捕手(32)が決勝点を挙げる左犠飛を打ち、巨人は逃げ切ることに成功した

試合が進行する中、8回の表には無死満塁という絶好のチャンスが訪れた

この場面でリチャードに代わって大城の名前が交代カードに記された

大城はDeNAの4番手投手である伊勢に対して、2ストライクと追い込まれていたが、3球目に外角高めストレートを捉え、左翼へと打ち上げた

この打撃は左犠飛となり、先頭の三塁走者・泉口が生還し、勝ち越し点を奪った

ヒーローインタビューにて、大城は「みんながつないでくれて、いい場面で送り出してくれたので、何とかしようと思って打席に立ちました

本当にしびれる場面でしたけど、何とか前に飛ばそうと、それだけを考えた」と語り、緊張感の中での打撃に感触は悪くなかったと振り返った

泉口はヘッドスライディングでホームに生還し、試合の流れを確実なものとした

さらに、7回裏には同点にされ、なお2死二、三塁のピンチを迎えた菊地大稀投手(26)は、宮崎を外角フォークボールで抑え、2年ぶりの勝利を手にすることとなった

菊地にとって、この試合は2023年8月27日の阪神戦以来、長い間待ち望んだ勝利であった

今回の試合は、巨人が接戦を制したことで、チームの雰囲気をさらに高める結果となった。大城の決勝犠飛は、選手たちが一丸となって勝ちを狙う姿勢を表しており、チーム全体の士気を上げる助けとなった。また、菊地の復活も、今後の試合に向けた良い材料になるだろう。
キーワード解説

  • セ・リーグとは?:セ・リーグは日本のプロ野球で、セントラルリーグの略称です。6つのチームが所属し、シーズン中にリーグ戦を行います。
  • 代打とは?:代打は、試合中にピッチャーに代わって打席に立つ選手のことです。主に攻撃の場面で得点を狙う役割を果たします。
  • 犠飛とは?:犠飛は、アウトになりながらもランナーが次の塁へ進むことができる打撃のことです。主に打者がフライボールを打ち上げ、ランナーが自動的に進塁できる場面で行われます。
  • ピンチとは?:ピンチは、守備側が相手チームの得点の危険が迫る状況のことです。例えば、走者が二塁や三塁にいるときはピンチとされます。
  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投げる変化球の一つで、スピンがかかることでボールが急に落ちる特性があります。打者にとっては読みづらい球種です。

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