右尺骨肘頭（ちゅうとう）疲労骨折のため離脱していた中日の守護神・松山が約36日ぶりに1軍に復帰した
9回に登板し、1安打無失点で29セーブ目を挙げた松山は「ほっとした
私生活でこんなに緊張感がある場面はない」と喜び、自身のプレーを振り返る一方で、「早く投げたい気持ちで過ごしていた」と明かした
試合は、中日が2―0で広島に勝利
松山は1死から三塁に走者を置いたが、最後はモンテロを146キロのフォークボールで空振り三振に仕留めた
思わず歓喜の声を上げた彼は、最速157キロの直球とフォークを駆使して完封リレーを完成させ、復活を証明した
松山は、離脱前の6月1日には、巨人のマルティネスと並んでプロ野球史上最速でチームの51試合目で20セーブを達成していた
また、その後の28セーブで一時トップにも立っていたが、現在のトップとなっているＧの守護神とは僅差での争いが続いている
7月には2本の被弾と2敗を喫したライバルに対して、「僕がいなかったので、やられてたんじゃないかな
また2人で高め合いながら、リーグを盛り上げたい」とニヤリと笑った
松山選手の復帰はファンにとって待望のニュースであり、彼の投球によって中日が勝利を収めたことはチームにとって大きなプラスとなりました。故障から復帰した選手が要所で役立つことは、チーム全体の士気を高める要因になります。松山選手のコメントからは、再び競い合う意欲が感じられ、これからのシーズンに向けて期待が高まります。
キーワード解説
- 守護神とは？ 野球において、試合の最後のイニングを担当し、相手チームの得点を阻止する役割を担う投手のことを指します。守護神は通常、チームの勝利を確定させるための非常に重要な存在です。
- セーブとは？ 野球で、試合が接戦の場合に登板した投手が、相手チームの得点を防ぐことに成功し、そのチームの勝利に貢献することを指します。特に、3点差以内で試合を締めた場合には、セーブとして記録されます。
