この日、彼は巨人の門脇誠内野手（23）や他のOB選手とともに練習に励んだ
昨季は、上半身のコンディション不良が影響し、自己最少の2勝でシーズンを終えた小川投手
今季の抱負として「年間を通してフルで先発ローテーションを回りたい」と強い意気込みを示し、8度目となる開幕投手を目指すことを宣言した
また、2023年以来2年ぶりの規定投球回（143回）到達も目標に掲げる
規定投球回とは、選手が一定の試合数に登板し、一定の投球回数を達成することを指し、先発投手の体力やチームへの貢献度が示される重要な指標である
小川投手は昨季が62回に留まったことに悔しさを持ち、オフシーズン中は体作りに取り組んできた
「近年は規定投球回に達する選手が少なくなっている
そこをクリアしたい」と語り、体力向上を図るために四股踏みや肩回りのスタミナを重視したトレーニングに励んだことを明かした
さらに、小川投手は3月28日に行われる巨人との開幕戦での大役を引き受ける意気込みを「やるからにはという気持ちを持っている」と述べ、長年チームを支えてきたエースとしての矜持を示している
この日の練習では、創価大学のOBである門脇やロッテの石川、北海道日本ハムの田中選手らと共にキャッチボールを行い、米大リーグの名投手ノーラン・ライアンを参考にした左脚を高く上げる独自のフォームで力強いボールを投げ込んでいた
再起にかける決意を胸に、小川投手は新シーズンへの準備を着実に進めている
小川投手の新季への意気込みは非常に力強く、多くのファンに希望を与えるものである。昨季の苦戦を経て生まれた決意は、再起を果たすための原動力となるだろう。彼の精神力と努力が、プロ野球界で新たな光をもたらすことを期待したい。
キーワード解説
- 規定投球回とは？投手が一定の試合数に登板し、一定の投球回数を達成することを指し、選手の体力やチームへの貢献度を示す指標です。