特に菊池涼介内野手は3号3ランを含む4打点を記録する大活躍を見せ、チームを勝利に導いた
試合の流れ
試合は5回が終了した時点で広島が1-4とリードを許していたが、チームの嫌な流れを断ち切ったのが菊池の一振りであった6回一死一、二塁の場面、菊池は中日の先発投手・松葉の投じた121キロのスライダーを見事に捉えた
貴重な同点弾
菊池は「チャンスでちょっと嫌だったんですけど、思い切っていこうと思って打席に入りましたどうかなと思ったんですけど、一番最前列に当たって運よく入ってくれました」と試合後に振り返り、その打球は高々と舞い上がり、左翼フェンスをギリギリ越える起死回生の3ランとなった
これにより、広島は同点に追いつくことができた
さらに進化する広島
6回に中日に勝ち越しを許したものの、広島は8回に再度反撃無死一塁から末包の左翼フェンス直撃の適時二塁打で追いつくと、一死後には菊池が中日の3番手・橋本から犠飛を放ち、6-5で勝ち越した
菊池は「もういくしかないと思いましたし、(ワンストライクから)ボールボールになったんで思いっきりいこうと思いました」と語り、その犠飛が決勝点となった
クライマックスシリーズを目指す広島
これにより、今季のバンテリンドームでの最終戦に勝利を収めた広島DeNAが巨人と対戦する中、雨天により試合が中止となったため、広島とDeNAのゲーム差は2.5ゲームとなった
残り41試合で、クライマックスシリーズ進出を目指す広島は負けられない試合が続く
菊池は「本当にシーズンを通じて必死でやってますし、若い子も上がってきて負けないぞと思いながらやっています」とチームの士気を高める言葉を残し、ベテランの存在が若手育成においても重要であることを示した
広島の試合結果は、菊池涼介選手の活躍によって決まった。彼の3号3ランはチームにとっての起死回生の一打であり、試合を通じての躍動感はファンにとっても喜ばしいものだった。今後、クライマックスシリーズ進出を目指して必死に戦う姿勢が感じられた。
キーワード解説
- 3ランとは?:野球における3ランホームランは、塁上に走者が3人いる状態で打者がホームランを打つことで、チームに3点をもたらす重要な打撃です。
- 犠飛とは?:犠牲フライ、通称「犠飛」は、打者がフライを打ってその間に走者が進塁できる場合に使われる戦術で、特に得点を挙げるために重要です。
- クライマックスシリーズとは?:クライマックスシリーズは、日本のプロ野球においてレギュラーシーズンの上位チームが戦うプレーオフの形式で、優勝を目指すための重要なステージです。

