雨天中止の高校野球、甲子園での室内練習を実施

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第107回全国高校野球選手権の初戦を控え、10日に雨天による試合の順延が決定した

ただし、試合を予定していた8校は甲子園球場の室内練習場で練習を行い、各チームは試合に向けて準備を進めた

朝夕2部制の終了と今後のスケジュール

今年の選手権では、選手の体力的な負担を減らすための「朝夕2部制」が導入されていたが、この制度は終了し、11日からは通常のスケジュールで試合が行われる

11日は午前8時から4試合が通しで実施される予定で、午後1時開始の第3試合には未来富山、午後3時半には豊橋中央が登場する

両校は甲子園初出場での勝利を目指し、最終調整に取り組んだ

室内練習の様子

日大山形は打撃練習を中心に行い、主将の岩下瑛斗選手(3年)は「1人1人が試合に向けて意識を高められましたし、とても良い空気感です」と練習の印象を語った

また、同校のOBである阪神の中野選手が訪れ、「今までやってきたことを信じて頑張れ」と激励の言葉を送ったことが、選手たちにとって大きな励みとなった

選手たちの意気込み

岩下選手は「その言葉を信じて、たくさんの人に感動と勇気を届けられるような全力プレーで頑張りたいです」と話し、チームメイトたちともに強い決意を示した

今回の雨天中止は、高校野球選手権においては珍しいことではありませんが、それでも選手たちにとっては試合ができないフラストレーションがあるでしょう。その中で、室内での練習を通じて仲間たちが意識を高めている姿は、大会に向けた強い意気込みを感じさせます。OBからの激励も選手たちにとって大きな力になることでしょう。
キーワード解説

  • 高校野球とは?高校生が主に参加する野球の大会で、全国の高校が競い合います。
  • 室内練習とは?雨や悪天候のために外で練習できない場合に行われる練習で、通常は専用の施設で行います。
  • 甲子園とは?兵庫県にある野球場で、高校野球の全国大会の舞台として有名です。
  • OBとは?「オールドボーイ」の略で、その学校を卒業した人を指します。

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