楽天、打撃爆発で西武に9-4の勝利を収める

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■プロ野球 西武4ー9楽天 (10日 ベルーナ)楽天ゴールデンイーグルスは、埼玉西武ライオンズとの対戦で見事な勝利を収め、オリックスとのゲーム差を3に縮める結果となった

試合は、先発投手のヤフーレが初回に2点を失う厳しいスタートを切ったものの、3回には黒川史陽内野手が適時打を放ち、同点に追いついた

試合は3-3で迎えた7回、フランコが勝ち越しの適時打を決め、楽天の打線はその後も追加点を重ね、最終的に15安打を記録し、9得点を挙げて勝利を手にした

3番手投手の鈴木翔が勝ち越しの2勝目を挙げた

先発投手のヤフーレは、中7日で登板

これまで11試合に先発し2勝4敗、防御率は3.29である

前回登板のソフトバンク戦では3回途中で3失点(自責点は2)を喫し、敗戦投手となっている

この日の試合では、打線も活発で、1番ライトに中島、2番ショートに村林、3番レフトにゴンザレス、4番セカンドに黒川、5番サードにフランコ、6番センターに辰己、7番DHにボイト、8番ファーストに渡邊佳、9番キャッチャーに太田と、非常に組織立った打線を組んだ

試合開始早々、1回の表には中島がセーフティバントで出塁したものの、続く黒川の二塁打で本塁走者の中島がタッチアウトとなり無得点に終わる

1回裏には、相手先発の菅井に対して、2死二塁の場面を作られ、村田の左前適時打と長谷川の中前適時打で2点を失った

2回裏にも連打されるが、渡部聖を二ゴロ併殺打に抑えるなど、ヤフーレは持ちこたえた

3回には、先頭の太田が四球を選ぶと、中島の左安打で無死一、三塁とし、村林の遊ゴロの間に1点を返し、続く黒川の中前適時打で2-2の同点に追いついた

4回以降も両チームの打撃が続くが、特に楽天は7回にフランコの適時打などで1点を勝ち越すと、8回にはさらに5得点を挙げ、試合は9-4で楽天の勝利で幕を閉じた

楽天は、この試合の勝利を通じて、チームの勢いをさらに高め、プレーオフ進出に向けて大きな前進を遂げた

この試合での楽天の勝利は、チームにとって非常に重要な一戦でした。打撃陣が揃って好調で、特に7回のフランコ選手の勝ち越し打は試合を決定づける瞬間でした。投手陣も安定したパフォーマンスを見せており、今後の試合でもこの勢いが続くことが期待されます。特に、鈴木翔投手の活躍は今後の試合に向けて心強い要素となるでしょう。
キーワード解説

  • セーフティバントとは?:バッターがボールを軽く打ち、走って一塁に向かうプレーのことで、相手の守備をかく乱する戦術として使用されます。
  • 適時打とは?:得点圏に走者がいる状況で、ヒットを打ち、その走者をホームに還す打撃のことで、試合の流れを変える重要なプレーです。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、1イニングあたり何点失点するかを表します。数字が低いほど優秀な投手とされます。
  • 勝ち越しとは?:試合のスコアが同点から、一方のチームがリードを奪うことを指します。

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