オリックス・岩崎翔投手、160キロ達成で新境地への挑戦

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プロ18年目を迎えたオリックス・岩崎翔投手が、新たな境地を開いている

彼は、5月末に中日から金銭トレードで加入し、ここまで19試合に登板し、3勝6ホールド、防御率1.93を記録

特に「7回の男」としての役割を確立し、チームに欠かせない存在となっている

キーポイント:160キロの達成

岩崎投手は、7日の楽天戦で自己最速の160キロを計測し、もはや「速球投手」としての名声を確立した

160キロ達成の2日前には、5日の同戦で159キロを計測しており、両軍無得点の息詰まる場面で先発・田嶋選手を第二の舞台に送り出した

その際、岩崎投手は「ピンチの場面で出てきた」と後輩たちにも良い影響を与えたようだ

トミー・ジョン手術と体調管理

昨シーズン、右肘のトミー・ジョン手術を受けた岩崎投手は、体の変化をしっかりと受け入れ、ケアへの意識を高めている

「筋肉が固まるのが嫌なので、アイシングをあえてしない」と率直に語り、インタビューでは水分補給の重要性にも触れた

次戦への決意

160キロを達成した岩崎投手は、次回の登板に向けて「前回の試合では結果が出せなかったが、次は新たな気持ちで臨みたい」との意気込みを語った

実際に、9日のロッテ戦では無失点の好投をみせ、見事に雪辱を果たした

優勝への覚悟
「年齢的にも、別に今年で終わってもいい」と語る岩崎投手

彼の中にあるチームへの深い思いがうかがえる

自らの体を削ってでもチームの優勝に貢献したいという覚悟で、後輩にもその姿勢を示し、オリックスの未来を担う選手たちに与える影響は計り知れない

岩崎選手の160キロ達成は、ただの数値ではなく、彼の成長と適応力を示しています。彼は年齢を重ねる中で、自身の体と向き合い、新しい方法を試みている姿勢は多くの若い選手にとって素晴らしい手本となるでしょう。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は、野球選手など投手が受ける肘の靭帯再建手術のことです。腕の使い過ぎや怪我によって靭帯が損傷した場合に行われ、再び力強い球を投げることを目指します。
  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフピッチャーが試合中に投げた際、バッターを抑えながらチームが勝っている状況で登板した時に与えられる数値です。試合をまとめる重要な役割を示します。

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