試合後のインタビューでは「気持ちの面では特にいつもと変わらずマウンドに上がりました」と語り、初回は不安定だったものの、2イニング目はファーム(育成チーム)での投球と同様に投げることができたと振り返りました
ですが、先頭打者に2度も四球を与え、「良いところがなかったです」と反省の意も述べました
試合では、万波中正選手の先制18号ソロホームランにより、少ないながらも援護点を得た孫投手
1回のマウンドでは、1番打者のダウンズ選手に対し、4球連続ボールを投げて四球を与えてしまいますが、2死一、三塁のピンチを迎えながらも5番の柳町選手を左飛に打ち取って無失点で切り抜けました
2回は3者凡退で抑えたものの、3回には2死二塁から近藤選手に同点適時二塁打を浴びてしまいました
4回には再び先頭打者に四球を与え、1死後に連打を許し、そこで満塁となり、2番手の上原投手が9番の牧原大選手に適時打を許したため、孫投手の失点が追加されました
孫投手は、シーズン通して安定感が求められる先発投手としての厳しさを実感したことだろう
しかし、球数は90球をメドにする計画でしたが、60球での交代となったことから、今後の成長が期待される内容ともいえるでしょう
孫易磊投手のプロ初先発は、本人にとってもチームにとっても意味のある一戦でした。結果は思わしくありませんでしたが、特に2イニング目での安定した投球が評価されます。今後の調整次第で、彼の成長が期待される場面が見える試合でした。
キーワード解説
- プロ初先発とは?プロ初先発とは、選手がプロとして公式戦で初めて先発投手として起用されることを指します。特に若手選手にとっては自分をアピールする大事な機会です。
- 四球とは?四球とは、投手がバッターに対してストライクを投げられず、ボール扱いされる投球によって、バッターが無条件で1塁に進むことを意味します。これが多いと、チームがピンチになることが多いです。
- 先制ホームランとは?先制ホームランとは、試合開始後、最初に得点をもたらすホームランのことを指します。このような得点は、試合の流れを変える重要な役割を持ちます。

