巨人が中日に完封負け、貯金なしで勝率5割に

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 「巨人0-2中日」(11日、東京ドーム)で行われた試合において、巨人が中日に完封負けを喫し、貯金がなくなり勝率5割となりました

試合の序盤、巨人打線は効果的な攻撃を展開できず、好機を潰す場面が続きました

 初回の攻撃では、先頭打者の丸が四球で出塁しましたが、その後の舞台では泉口が遊ゴロ併殺打に倒れてしまいます

ここでの併殺打(いわゆるダブルプレー)は、攻撃の流れを切ってしまう非常に痛手となりました

 続く2回では、キャベッジが右前打で出塁するも、1死後に大城卓が一ゴロ併殺打を放ち、再び期待を裏切りました

初回から2イニング連続の併殺打は、巨人にとって厳しい状況を生み出しました

また、3回には1死二塁のチャンスを得ましたが、得点には結びつきませんでした

 4回には、先頭で出塁した佐々木が盗塁を試みましたが失敗し、スコアボードに0を加えることができませんでした

2点を追う5回には2死二、三塁と好機を迎えましたが、代打の荒巻が空振り三振に倒れ、無得点に終わりました

 先発した戸郷は、中5日の登板で5回を投げ、5安打2失点という結果でした

三回まで無失点のピッチングを見せましたが、4回には細川に右中間への適時二塁打を浴び、先制点を献上

続く5回には山本にソロ本塁打を許し、2失点目を喫しました

 この敗戦により、ナイターが中止となった阪神のマジックが一つ減り、残りは28となりました

今回の試合では巨人が打線の不振によって完封負けを喫し、勝率が5割に落ちてしまいました。特に序盤での併殺打の多さが響き、チャンスを活かせなかったことが敗因として挙げられます。戸郷の投球内容は悪くなかっただけに、打撃陣の奮起が求められます。
キーワード解説

  • 併殺打とは?:攻撃側が1死または2死の状況で、打者が打ったボールが一塁と二塁の間で守備側に処理され、走者が二つのアウトを取られることを指します。
  • 先発とは?:試合の最初から登板する投手のことで、チームの勝利を目指して長いイニングを投げる役割を果たします。
  • ソロ本塁打とは?:1人の走者もいない状態で打たれる本塁打を指し、打者が自らの力で単独で得点を挙げることです。

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