西武・佐藤太陽選手とソフトバンク・イヒネ選手が7月のスカパー!ファーム月間MVPを受賞

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日本野球機構(NPB)は13日、7月度の「スカパー!ファーム月間MVP賞」の受賞者を発表しました

イースタン・リーグからは西武の佐藤太陽選手、ウエスタン・リーグからはソフトバンクのイヒネ イツア選手が選ばれました

佐藤太陽選手の活躍

2024年ドラフトで育成2位として神奈川大学から西武に入団した佐藤選手は、7月に10試合に先発出場し、打率.381を記録しました

この成績はリーグ内で2位へと位置付けられるもので、また16安打も2位タイに相当します

さらに、得点圏打率(得点圏にランナーがいるときの打率)は.667というリーグトップの数字を達成しました

特に印象的だったのは、11日のオイシックス戦での5安打、翌12日の試合でも3安打という成績です

この活躍により、7月25日に彼は念願の支配下契約を獲得しました

8月5日にはついに1軍での初安打も記録しました

佐藤選手はMVP受賞について、「細かい数字をあまり考えずにプレーしていたので驚いていますが、とてもうれしいです」とコメントし、7月に行った打撃フォームの変更が成功したと語りました

「長打も打てるようになったので、それがこの賞に結びついたことは素晴らしい」とも話しています

イヒネイツア選手の活躍

一方、イヒネ選手は2022年ドラフトの1位指名で誉高から入団した20歳の若手選手です

7月は全18試合に先発出場し、23安打を放ち、リーグトップタイの成績を収めました

また7盗塁もリーグトップで、その持ち味である打撃力とスピードがチームの勝利に大きく貢献しました

イヒネ選手は「初めてのことなので最高です」と受賞の喜びを表現し、「数字にこだわりすぎず、毎日全力でやり続けることが重要です」と自らのプレースタイルについても説明

残りのシーズンに向けては、「全力でアピールしたいです」と意気込みを語りました

西武の佐藤選手とソフトバンクのイヒネ選手が、7月のファーム月間MVPとして受賞したことは、若い選手たちの成長を示す素晴らしい成果です。それぞれが自己の成績を超えた活躍をし、自信を持って残りのシーズンに臨む姿勢が印象的です。
キーワード解説

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