巨人・田中将大、勝利投手の権利を逃す苦い同点劇

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巨人の田中将大投手(36)が、2025年8月13日の中日戦(東京ドーム)で先発登板し、4回まで無失点の好投を見せました

しかし、勝利投手の権利を賭けた5回に味方の適時失策が絡み、同点に追いつかれる屈辱を味わいました

最終的には5回81球で3失点(自責0)で降板することとなり、日米通算199勝目の達成は叶いませんでした

試合の流れ

田中投手は初回から3回まで毎回走者を出しながらも、粘り強い投球で失点を許しませんでした

そして、4回を終える時点でスコアボードには「0」が並ぶという結果を残しました

しかし、5回の一死一塁の場面で、二塁手・門脇の痛恨の悪送球が逆転の火種となりました

併殺が期待されていた打球でしたが、大きくそれた送球が三塁後方のファウルゾーンまで転がり、走者が生還

これにより、田中は初失点を喫しました

続く攻撃

続いて上林選手には右翼フェンス直撃の適時二塁打を許し、2失点目を追加されます

その後、細川選手を三ゴロで抑えるも、ボスラー選手の中前打が同点打となり、田中投手の勝利投手の権利は消えてしまいました

試合後、田中投手は険しい表情を崩さず、反撃のチャンスも生かせないまま6回から2番手・菊地投手に交代

田中投手にとっては非常に悔しい試合となりました

他の要因

田中投手は前回の登板でも、勝利が近づく中で二塁手のファンブルから流れが変わった経緯があり、この日も不運な形で試合が進行したことが印象に残ります

この現象は、野球における「エラー」と呼ばれるチーム内でのミスによって球の流れが大きく変わる様相を示しています

今回の田中将大投手の試合は、投手としての力と運が左右する厳しさを再認識させられるものでした。無失点の好投にもかかわらず、味方の失策により勝利を逃してしまったことは、野球の難しさを如実に表しています。次回の登板では、運を味方に付けられることを期待したいです。
キーワード解説

  • 無失点とは?:投手が相手チームに失点を許さなかったことを指し、安定した投球を意味します。
  • 適時打とは?:走者が進塁できるように打たれたヒットのことを言い、特に得点に繋がる場合が多いです。
  • 勝利投手の権利とは?:試合終了時に自チームが勝っている状況で投球を終了した投手が得られる権利のことです。

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