この記録は西武の平良海馬投手(25)と並ぶプロ野球記録であり、その偉業の瞬間はマツダスタジアムで多くの観客に目撃されました
石井投手は試合の最終回に登板し、1安打無失点の投球を披露
試合後、藤川球団監督と共に写真を撮影し、「記録的にはすごく、素直に喜びたいです」と記録達成の喜びを語りました
秋田県出身の石井選手は、秋田工業高等専門学校を経て四国アイランドリーグの高知と契約
その3年間の経験がプロ入りへの大きな基盤になったと述べています
彼の入団当初、監督を務めていた吉田豊彦氏(58)は、彼について「目立った選手ではなかったが、シンカーやカーブの技術は持っていた」と評価しています
身長175センチの石井投手は、自身の体格にコンプレックスを感じることもありました
しかし、身長174センチでプロとして活躍した吉田氏からの「角度を付けることが重要」というアドバイスを受けて、体を使った投球スタイルを意識するようになりました
入団2年目には、独自のトレーニングを通じて球速が10キロも向上したことからも、彼の探究心が伺えます
石井選手は「150キロ投げるピッチャーは多いが、プロに入ってからは苦労する」との大先輩の助言から、コントロールの重要性も実感し、緊迫した場面でも冷静に投球を続ける力を身に付けました
吉田氏は、石井を「吸収したいという思いがあり、素直で手のかからない選手」と高く評価しています
阪神の石井大智選手が39試合連続無失点という記録を達成したことは、彼自身にとっても大きな意味を持つ出来事です。若手選手がプロで成功するためには、技術だけでなくメンタル面も重要ということを示しており、今後の活躍にも期待がかかります。
キーワード解説
- 無失点とは?無失点とは、試合の中で相手チームに得点を与えずに抑えることで、特に投手にとって重要な成果を示す指標です。
- コントロールとは?コントロールとは、投手が投球の精度を管理する能力のことです。正確な投球ができることで、打者を抑えることが可能になります。
- 球速とは?球速とは、投手がボールを投げる速さのことです。速い球速は打者にとって当たりづらいため、投手にとって大きな武器となります。

