岡本選手は5月6日、自身の因縁の相手である阪神戦で守備中に負傷し、その後は2軍でのリハビリに励んでいた
2軍での実戦復帰は8月3日に行われたロッテ戦にさかのぼり、以降8試合で19打数5安打、打率は・263と、安打数はまずまずだが、打率には改善の余地が残る
特に注目すべきは、15日の西武戦においてマルチ安打を達成した点で、ここに来ての復調の兆しが見えている
この日の試合は、長嶋茂雄終身名誉監督を追悼する意味を込めて開催されるため、チーム全体が特別な思いで臨む
前日15日には4点差を逆転して勝利した勢いを持続することが求められる
岡本選手が復帰戦でホームランを放つことができれば、更なるチームの士気を高めることは間違いないだろう
対する阪神先発の村上投手との今年の対戦成績は6打数1安打、打率は・167とあまりいいとは言えない
しかし、過去の対戦通算では13打数1安打、打率・077と岡本選手にとって厳しい数字が並ぶ
それでも、背番号3を背負う主砲には、データを超える一発の期待がかかる
今回の岡本選手の復帰は、チームにとって非常に重要な意味を持つ。阪神戦は因縁深い相手との対戦でもあり、彼の存在がどれほどチームに影響を与えるかが問われるところだ。特に長嶋監督の追悼試合ということもあり、チーム全体が特別な思いで臨む中で、岡本選手のプレーから目が離せない。
キーワード解説
- 主砲とは？：チームにおいて最も重要な打者を指し、通常は長打力があり、得点能力が高い選手のことを言う。
- マルチ安打とは？：同一試合で2本以上のヒットを打つことを指し、選手の好調を示す指標の一つである。
- 逆転勝利とは？：試合中に一時劣勢となったチームが、後半に得点を重ねて最終的に勝利を収めることを指す。
